王室メンバーの多くがニックネームで呼び合うのは、家族間の緊張を和らげたり、人前に出ない時にリラックスして過ごすためだと言われている。
その中には“キャベツ(Cabbage)”や“ウォンバット(Wombat)”といった奇妙なニックネームもあるという。こういった愛称は家族がプライベートでの楽しみのひとつとして使うほか、セキュリティ上でも有効なものとなる。
ウィリアム王子とキャサリン妃の長男
ジョージ王子は、父親のことを「ポップス(Pops)」と呼んでいるという。米メディア『People』によると、キャサリン妃が2018年に英レスターシャー州レスターを訪問した際、ウィリアム王子が子供達とサッカーをしていた時に明かしたそうだ。
その時に妃は、
ジョージ王子が父ウィリアム王子に「ポップス、明日はサッカーをするの?」と尋ねていたと話していた。
英誌『Life & Style』によると、
ジョージ王子とシャーロット王女(7)は、弟のルイ王子(4)を幼い頃から“ルー・ルー(Lou Lou)”と呼んでいるという。
祖父チャールズ皇太子に対しては、“グランパ・ウェールズ(Grampa Wales)”と呼んでいるそうだ。この愛称はおじいちゃんを意味する“グランパ”と、皇太子の称号であるウェールズ公爵を足したものだ。
さらに曽祖母である
エリザベス女王に対しては、“ガン・ガン(Gan-Gan)”と呼んでいる。キャサリン妃は2016年に英ITVのインタビューに応じた際、
ジョージ王子が2歳の時に女王をそう呼び始めたと明かしていた。
一方で
ジョージ王子本人は、クラスメートから「プリンス・ジョージ(Prince George)」のイニシャルである“PG”の愛称で呼ばれている。
王室の儀礼では、王族の子供は学校で苗字と名前で呼ばれることになっている。両親の称号を使うため、
ジョージ王子のフルネームは“ジョージ・ケンブリッジ”となる。
英メディア『Express.co.uk』によると
ジョージ王子はこのニックネームを気に入っているそうで、ウィリアム王子とキャサリン妃は英国の有名な紅茶「ピージー・ティップス(PG Tips)」にちなみ、
ジョージ王子を“PG”だけでなく“Tips”と呼ぶこともあるという。
画像1枚目は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年7月22日付Instagram「George is turning 9!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)