過去のwingetでも実験的機能としてサポートしていたが、バージョン1.3から公式な機能に昇格した。本機能を利用するには以下の操作を行う。
Windowsターミナル上で「winget settings」と入力して「Enter」キーを押す
任意のアプリで設定ファイルが開いたら、「"visual": {"progressBar": "rainbow"}」を追記して、ファイルを保存する
上図はJSON形式ファイルをVisual Studio Codeに関連付けているため、操作がスムーズに進むが、普段からJSON形式を扱わない場合は、対応する任意のテキストエディターを選択してほしい。さて、実行結果をご覧に入れよう。
既定値のプログレスバー
「rainbow」指定時のプログレスバー
公式ドキュメントによれば、指定できるのは「accent(既定値)」「retro」「rainbow」の三種類。ただし、retroは筆者が試した限りでは変化を確認できず、未指定もしくはaccent指定時のプログレスバーに戻ってしまった。日常的にwingetをお使いの読者は気分転換として試してほしい。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら