[8.10 ルヴァン杯準々決勝第2戦 神戸0-1福岡 ベススタ]

 満身創痍のアビスパ福岡が連勝で初のベスト4進出を決めた。9月21日と25日に行う準決勝は、サンフレッチェ広島と対戦する。

 福岡は3日の敵地で行った第1戦で、控えGK2人を含む控え選手4人で戦い抜いて、2-1で勝利。終盤にはGK山ノ井拓己をフィールドプレーヤーとして投入する執念の采配をみせて、2-1で勝利していた。

 しかしホームでの第2戦を前にしても新型コロナウイルス感染症の影響は収まらず、試合当日も新たに選手及びスタッフ3人が陽性診断を受けたことを発表。この日は控えGK2人と、MFジョルディ・クルークスの控え選手3人で臨んだ。

 ただ福岡の選手たちは序盤から気持ちの入ったプレーをみせた。前半43分にはFWジョン・マリが右サイドをDF槙野智章と競り合いながら強引に突破。最後は槙野を弾き飛ばすと、スペースに流したボールに走り込んだFWルキアンが決めきって先制に成功した。

 後半に入っても福岡はチャンスを作った。後半33分にはMF平塚悠知のラストパスからMF城後寿が決定的な場面を迎える。シュートを決めきることは出来なかったが、神戸に反撃のチャンスを与えない。

 後半34分にはジョン・マリに代えて、J・クルークスを投入。フィールドプレーヤーのカードを使い切る。不測の事態に備えて控えGKの杉山力裕とGK永石拓海がフィールドプレーヤーのユニフォームに着替えて準備を進める。しかし足をつらせる選手がいながらも、福岡はアディショナルタイム5分を含めた時間を無失点で耐え抜き、クラブ史を更新する1勝を挙げた。