ヨーロッパのサッカーシーズンが始まり、日本代表の選手が続々と活躍を見せています。セルティックの古橋亨梧は2節目に早速ゴールを取りましたし、他にもスタメン出場、フル出場など調子のいい選手も多いようです。

その中で、僕が特に注目しているのは移籍した選手の出来がどうかということです。移籍してすぐに結果を残すと選手は落ち着いてプレーできるようになります。逆になかなか結果が出ないとどんどんプレッシャーがかかりますし、チームになかなか入っていけないということにもなりかねません。

その意味で、ボルシアMGの板倉滉が開幕戦で同点ゴールをアシストしたのは本当に喜ばしいことです。1点ビハインドで迎えた42分、CKをヘディングで落としてゴールをお膳立てしました。守備だけではなく、セットプレーでも頼りになるという活躍を見せたので、板倉はすんなり馴染んでいるでしょう。

またフライブルクの堂安律も開幕戦でゴールを決めました。78分、相手をブロックして得意の左足を振りゴールを奪ったので、チームメイトも堂安のプレーへの信頼が増したと思います。

シャルケの吉田麻也が開幕戦でキャプテンマークを巻き、スタメン出場したのも素晴らしいことです。シャルケには内田篤人、板倉がいたことがあるので、日本人に対する信頼度があったのでしょう。もちろん吉田はベテランですから、ドイツは初めてですが、どうすれば監督やチームメイトから認められるかも分かっているのだと思います。

一方で、移籍していなくても出場機会が与えられなかった選手もいます。その中で最も意外だったのは、鎌田大地がバイエルン・ミュンヘンとの初戦で出番がなかったことです。マリオ・ゲッツェが新加入したため鎌田はボランチでの出場も噂されていましたが結局ピッチに立ちませんでした。

ただ、僕はこの試合に出場しなかったことが、実は鎌田にとってよかったのではないかと思います。1-6の大敗した試合にボランチで出ていたら、評価を落とすことはあっても上げることはありません。今後、出場機会を得た試合で前シーズンのように活躍すれば問題ないでしょう。

今シーズンもこれからますます多くの日本人選手が活躍してくれるものだと思います。ワールドカップを前にして好調な選手たちの様子を見て、ますます本大会が楽しみになってきました。