森保一監督

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E-1選手権に臨む日本代表が発表されました。水沼宏太、宮市亮というベテラン選手に声がかかったのと同時に、日本代表初招集の選手が10人もいました。また一番若い鈴木彩艶は19歳と、フレッシュな選手も多数呼ばれています。

それでも前回のコラムで言ったように、僕は今回の代表から今年のワールドカップのメンバーに選ばれるのはごく少ない人数だと思っています。そして選手もカタールまで行ける可能性は低いと分かっているでしょう。

ただ、それでも「日の丸」を胸に戦うという重みは感じてほしいと思います。日本代表のユニフォームに袖を通したら決して負けてはいけません。たとえ初戦まで2日間しかない今回のスケジュールでも言い訳はできないのです。

それに代表というのは少ないチャンスをモノにしなければいけない場所です。今回いいプレーができなかったらもう呼ばれないかもしれませんし、逆に素晴らしいプレーを披露することができれば、今後の日本代表に定着できるかもしれません。選手たちは数少ない機会だと感じてほしいと思います。

このE-1選手権は過去9回の大会のうち、韓国が5回、中国が2回優勝しているのに対し、日本はまだ1回しか優勝していません。今回のホームの戦いで優勝することはノルマだと言えるでしょう。

そして何より、韓国がいます。日本は香港、中国と戦ったあと、日本と同じく国内組中心の宿敵と対戦します。

日本は韓国に対して、前回対戦の2021年3月は3-0と勝利したり、6月のU-23アジアカップではU-21日本代表がU-23韓国代表に3-0と勝ったりと圧勝しています。ですが、そのぶん韓国は燃えているでしょう。

闘志を燃やす相手を退けて優勝してこそ、今回のメンバーが今後日本代表のユニフォームを着ることができる、と考えてもいいと思います。国内組しかいませんが、それくらいE-1選手権は大切だと感じています。

(写真提供:日本サッカー協会)