『水曜日のダウンタウン』演出の藤井健太郎氏
解散寸前の危機に陥ったベテラン漫才コンビのおぼん・こぼんの仲直りを応援する2年にわたる企画の最終章。「バッドエンドも厭わず、テレビバラエティの限界に挑むその姿勢」が評価され、受賞となった。
贈呈式に登壇した藤井氏は「『水曜日のダウンタウン』という番組は、誰かの感情が大きく動く瞬間をすごく大事にしている番組です。それは喜んでいるところだけじゃなくて、困ってるとこだったり、苦しんでるとこだったり、時には悲しんでるとこだったり、そういうことのほうがむしろ多い番組です。その分、今回のようなハッピーエンドを迎えられた際に、今までの数々のバッドエンドがフリとなって、パワーをもたらしたんじゃないかなと思います」とコメント。
その上で、「番組では、チャレンジすることもすごく大事にしてることの1つなので、今後もチャレンジングな番組作りを行っていけたらと思います」と、意欲を示した。