Windowsには電卓アプリが標準インストールされていますが、標準電卓アプリはマウスやタッチでの操作に最適化されており、「キーボードから手を離さずに使いたい」というシチュエーションには向いていません。シャポコ氏が開発している電卓アプリ「Calctus」ならキーボードだけで四則演算したり、平方根を求めたり、変数を用いた複雑な計算を実行したりできるとのことなので、実際に使ってみました。

GitHub - shapoco/calctus

https://github.com/shapoco/calctus

CalctusはGitHubで開発版が公開されているので、配布ページにアクセスして「Assets」をクリックします。

次に、「calctus-[バージョン番号].zip」という形式で名付けられたZIPファイルをクリックしてダウンロードします。今回は「calctus-v0.0.8195.30743-alpha.zip」をダウンロードしました。

ダウンロードしたファイルをWindows標準機能や「Explzh」などの解凍アプリを用いて解凍し、「Calctus.exe」をダブルクリックしてCalctusを起動します。

Calctusの見た目はこんな感じ。メニューやキーパッドなどが存在しない非常にシンプルな画面です。

画面下部の入力欄に数式を入力すると、画面右下に計算結果が表示されます。

Enterキーを押すか、画面右下の「=」をクリックすると数式と計算結果が画面上部に表示されます。この際、入力欄には計算結果が残るので、計算結果を再利用する計算がスムーズに行えます。

加算・減算・乗算・除算はそれぞれ「+」「-」「*」「/」で行います。

計算を実行した後に数式を修正したい場合はキーボードの「↑」「↓」キーで修正した数式を選択して入力欄に数式を表示させ……

数式を入力しなおせば修正後の計算結果が表示されます。

計算結果をクリップボードにコピーしたい場合は、画面右下の計算結果をダブルクリックすればOK。

「sqrt(数字)」で平方根を求めたり、「log2(数字)」で二進対数を求めたり、「sin(数字)」「cos(数字)」「tan(数字)」で三角関数の値を表示させたりといった高度な計算も可能です。

「x=2」で「xに2を代入」といったように変数を用いた計算もできます。変数同士の加算や減算などももちろん可能です。

変数名は「apple」「banana」といったように1文字以外の文字列でもOKです。

Calctusには「PI」には円周率、「E」には自然対数の底(ネイピア数)といったように、あらかじめいくつかの数値が割り当てられた文字列もあります。

他にも、Calctusには「0x」を先頭に配置することで16進数を扱う機能など、プログラミングや数学的処理に役立ちそうな機能が複数含まれています。

なお、CalctusのソースコードはGitHubで公開されています。