浦和GK西川周作【写真:高橋 学】

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浦和はG大阪と1-1で引き分けた

 浦和レッズのGK西川周作は、7月2日の敵地ガンバ大阪戦でスタメンフル出場を果たした。

 歴代最多記録となるJ1通算170試合無失点が懸かった試合だったが、1-1の引き分けに終わって記録は持ち越しになった。

 西川は6月26日のヴィッセル神戸戦(1-0)で無失点試合数がJ1通算169試合に伸び、鹿島アントラーズでプレーした曽ケ端準の記録に並んでいた。

 この試合、浦和の立ち上がりは良くなかった。神戸戦からほぼ1週間のインターバルがあるのに対し、G大阪はサンフレッチェ広島戦から中2日の厳しい日程だった。しかし、高い位置から追いに来るG大坂を外すことができずに相手にペースを持っていかれた。その中で前半18分にはペナルティーエリア内からFW坂本一彩にシュートを放たれ、DF岩波拓也に当たってコースが変わる難しいボールに西川は鋭く反応して弾き出した。

 それでも前半33分、浦和はコーナーキックをGK東口順昭にキャッチされたところから一気にカウンターを受ける。東口から転がしたボールを受けた坂本にドリブルで運ばれ、サイドに展開されてしまう。受けたMF石毛秀樹がサイドチェンジを送ると、MF齊藤未月が縦に運んだところから右足シュートを決められた。これにより、西川の記録達成はお預けになった。

 この場面について西川は「東口選手にプレーをさせないこと、まずプレッシャーをかけないといけなかったし、GKの気持ちは分かる。前に立たれるだけでも嫌なもの」と、まるで2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表のベスト8入りの夢を打ち砕いたベルギー代表のようなカウンター攻撃が発動した起点の相手GK東口に素早い切り替えを許してしまったことを問題視した。

 一方で「僕としては止めないといけないシュートだとは思っていて、頭の中では止められたかと思うが、重心が最終的に左に動いていたかな、と。僕なりに終わってすぐビデオを見て、修正点だな、と感じられたので、次に向けて失点を無駄にしないということを大事にしていきたい」と、齊藤のシュートを自分でストップできたのではないかという反省点も話していた。

 浦和は今後、6日に京都サンガFC、10日にFC東京をホームに迎え撃つ。大分トリニータ、サンフレッチェ広島、浦和レッズと3クラブでJ1をプレーする西川だが、2014年に加入した浦和でのプレーがキャリアの中でも最長になっている。Jリーグの歴史に名前を残す瞬間を、埼玉スタジアムで迎えることができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)