レシピを教えてくれたのは、人気料理家のワタナベマキさん。
「暑い時期は必ず作る」というマキさんの定番の5品は、どれも潔く〈夏野菜1つ〉が主役!
ふだんから、作り置きおかずは「1品につき1つの素材で作るのが手軽で好き!」なのだそう。
素材の持ち味を生かしたレシピの数々、早速ご紹介します♪
●『なすのオランダ煮』
素揚げしたなすを、甘辛い和風の味つけでかるく煮た一品。
かぶりつくと、とろ〜りとした実から煮汁がじゅわっ……。冷蔵庫でよ〜く冷やされたなすのひんやり感もたまりません。
そのまま食べるのはもちろん、「ぶっかけそうめん」にトッピングするのもおすすめ。
この一品で、なす6本を一気に消費できちゃいますよ!
レシピはこちら●『トマトケチャップ』
トマトが安く大量に手に入ったら、自家製ケチャップにするのはいかがでしょう?
このレシピなら、〈煮込む〉〈ざるでこす〉の簡単な工程で作れちゃいます。
材料もとってもシンプル。砂糖は使わず、素材の甘みを生かしてさっぱりと仕上げます。
手作りのケチャップでピザトースト……なんて、最高だと思いませんか?
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●『オクラのピクルス』
夏バテ予防にもぴったりな食材・オクラを、おしゃれなピクルスに。
「りんご酢」を使うことで、おだやかな酸味が楽しめます。
オクラはゆでずに、あつあつのピクルス液に浸すだけでOK!
手軽なうえに、シャキッとした食感が残りますよ。
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●『ゴーヤーの梅つくだ煮』
ゴーヤーのほどよい苦みと、梅の酸味がきいた甘辛いつくだ煮。
食欲が落ちる暑い日にぴったりの味わいです。
こんがりと焼いた豚バラ肉にのっけて、おかずに、おつまみに……なんて食べ方も◎。
うまみが詰まっている梅干しの種を、果肉とともに調理に使うのがちょっとしたコツ!
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●『かぼちゃサラダ』
最後にご紹介するのは、かぼちゃのやさしい甘みが広がるサラダ。
ドライトマトと白ワインビネガーの酸味をほどよくきかせることで、ぐっと気のきいた味になります。
ゆでたかぼちゃは粗くつぶして、ホクッとした食感に。
ピザ用チーズを散らし、オーブントースターで焼く「簡単グラタン」アレンジも絶品です!
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季節の野菜をおいしく食べきるための、マキさんのアイディアとセンスが詰まった5品。ぜひ冷蔵庫にストックして、夏の味を堪能してくださいね。
(『料理家・ワタナベ マキ』(オレンジページ刊)/「人気料理家・ワタナベ マキさんの魅力にせまる!」(オレンジページnet)より)