きょう29日は太平洋高気圧が勢力を強めて九州を覆い、九州は各地とも晴れて、日中は強い日差しが照りつけるでしょう。午後は九州山地沿いの一部でにわか雨がある見込みです。
最高気温は大分県日田市や竹田市、熊本県水俣市は36度、福岡市や熊本市は35度など、内陸部を中心に平野部でも所々で猛暑日が出現するでしょう。
熊本県や大分県、長崎県、鹿児島県には熱中症警戒アラートが発令されており、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されています。
梅雨明け直後は、体がまだ厳しい暑さに慣れていないため、熱中症になりやすい傾向にあります。喉が渇く前にこまめに水分を補給し、暑さの厳しい時間帯は無理な運動や作業は控えましょう。特に、高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害者などは、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。周囲で見守り声かけを行いましょう。
7月1日にかけて猛烈な暑さ
今週後半にかけて猛烈な暑さが続きます。あす30日〜あさって1日も勢力の強い高気圧に覆われて晴天が続き、猛暑日が現れやすく、1日は佐賀市や熊本市では最高気温が37度と体温を超える暑さになる見込みです。
来週は湿った空気の影響で雲が増え不安定な天気になるため、気温の上昇は今週より抑えられますが、湿度が高くなりかなり蒸し暑く見込みです。来週にかけても熱中症に油断できません。
熱中症予防のポイント
熱中症予防のポイントです。
日頃から十分な栄養な睡眠をとり、体調管理に気をつけましょう。
また、日中の暑さの厳しい時間帯を避けて行動したり、喉が渇く前からこまめに水分を摂りましょう。大量に汗をかく時は適度な塩分補給も大切です。
また、室内でも熱中症になることがあります。適切に冷房を利用し室内環境にも気をつけましょう。