6月のブラジル戦、チュニジア戦では枠内シュートが0本に終わり、チュニジア戦後の記者会見で森保監督は「攻撃」と「ビルドアップ」の課題を挙げていた。
攻撃の強化策について聞かれた森保監督は「シュートの本数が足りなかったということのデータにとらわれず、その前のプロセスをしっかり作ることをやっていかなければいけない」と説明した。
「アタッキングサードのところだけではなく、それまでの作りの部分で主体的にチャンスを作っていけるようことは、もっとトライしてクオリティを上げていかなければいけない」
「ディフェンディングサード、ミドルサードでボールを握れることで必ずアタッキングサードでチャンスを作る回数も増やせると思うし、そこはこだわってやっていきたい」
さらに「アタッキングサードの部分では個人で突破する、チームとして連携練度で突破していくところを上げていけるように、より多くのチャンスを作っていけるように残りの時間でトライしていきたいし、選手にもトライしてもらいたい」と説明し、今後の立て直しを狙うとした。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】