3か月も部屋着を洗わない夫に近づきたくない…「付き合ってた頃は清潔感あったのに…」

 結婚すると、恋人時代よりも気を許してくれている姿を多く目にするもの。そんな姿を見せてくれるのがつい嬉しくなることもありますが、気を抜きすぎている姿を目撃すると、相手への気持ちが冷めてしまうことも……。

「家でリラックスしてくれるのは、嬉しいんですよ。でも、あんまりにも気を許しすぎじゃないかなあ……って、ちょっと引いています」そう話すのは、神崎あゆみさん(32歳・仮名)。

 あゆみさんは、結婚4年目の夫・博樹さんに幻滅しかけています。

◆モテ男の爽やかイケメンが彼氏に!

 あゆみさんと博樹さんは、大学の同級生。当時、爽やかでイケメンな博樹さんに惹かれる女子は多かったため、彼から「付き合ってほしい」と言われたとき、天にも昇る気持ちになったといいます。

「夫はいつも、アイロンがきっちりかけられた服を着こなし、ヘアスタイルもキメキメでした。清潔感あるオシャレな男性って、こういう人のことを言うんだと思いました」

 博樹さんは、中身もイケメン。デートの際には、つねに「足痛くない?」「歩かせすぎたかな?」とあゆみさんを気遣ってくれました。

「連絡もマメだったので、付き合っていて不安になることは一度もありませんでしたね。根が真面目だから、浮気の心配もしたことがなくて。私からしてみれば、100点満点の彼氏だったんです」

 2人は、大学卒業後に結婚。2LDKのアパートで、新婚生活を送るようになりました。

◆家事にも協力的な超デキた夫だが…

 結婚生活がスタートしても、博樹さんは変わらず、あゆみさんを気遣ってくれ、家庭内はいつも穏やか。家事を自分ひとりに押しつけない優しさに、あゆみさんは何度も救われてきました。

「ご飯を作ると『仕事大変なのに、いつもありがとう』って必ず言ってくれます。これは、4年間欠かさずです。しかも『作ってくれたお礼に皿洗いは僕がするから、調理器具もできる限り残しておいてね』なんて言ってくれる、デキた夫なんです」

 幸せを感じる一方で、あゆみさんは最近、博樹さんのだらしない一面にイラ立ってしまうことがあります。

◆2〜3か月同じ部屋着を着用。不潔な夫に幻滅

 例えば、部屋着の洗濯頻度。博樹さんは結婚当初、週に2〜3回部屋着を変えていましたが、今では2〜3か月ほど、ずっと同じ部屋着を洗わずに着用しています。

「さすがに近づくのがイヤだなと感じたら、そろそろヤバくない? と言うのですが、それでも洗わなくて……。付き合っていたころは清潔感があったので、ギャップについていけません」

 また、歯磨きもしたりしなかったりと、まちまち。キスされたときに口臭が気になったことが何度かあったため、あゆみさんはスキンシップを取るのが嫌になってきたといいます。

◆コソコソと鼻をほじり、服で拭く姿にゾッ

 そして、あゆみさんが一番許せないのが、一緒にリラックスしているときに博樹さんがコソコソと鼻をほじること。

「私がテレビを見ているのを確認し、横でほじりだすんです。夫は気づいていないと思っているようですが、視界に入ります。ほじっている最中に目を逸らすのが大変です」

 妻に見られていないと思っている夫のプライドをへし折りたくない。そんな想いから、あゆみさんは「鼻をほじらないで」の一言が言えません。

「だって、もし自分が相手からそうやって言われたら、立ち直れないくらい恥ずかしい。ずっと見られていたんだ……って、なんか気まずくなっちゃいます」

 しかしあゆみさんは、ほじった鼻くそを自分の服で拭く博樹さんのクセも受け入れられません。

「自宅が気の休まる場所になっていることや、私といるときに素でいてくれることは嬉しいですが、家族であっても見せてはいけない一面はあると思う。彼氏と彼女の頃と同じようにきっちりしていてほしいとは言わないけど、私を空気みたいに思わないでほしいです」

 人柄は好きなのに、不潔なところがどうしても愛せず、夫への愛が冷めていく……。そんなあゆみさんの複雑な気持ちに、博樹さんが気づく日は来るのでしょうか。
<取材・文/古川諭香>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291