リヨンの下部組織で育ったユムティティは、2016年7月にバルセロナへと完全移籍する。
加入当初は期待されていたユムティティ。バルセロナで公式戦132試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。
そのユムティティだが、2018年に左ヒザを負傷。それ以降パフォーマンスが上がらず、ケガが続くと、今年1月には足を骨折し、今シーズンはラ・リーガで1試合の出場に終わっていた。
クラブが財政難に陥る中、サラリーの削減に応じて来なかったものの、給与のカットを受け入れて2026年まで契約を延長。しかし、クラブにとってはもう必要のない存在となってしまったようだ。
バルセロナでの復活を望んでいたユムティティだが、厳しい状況は変わらず。チームに残っても出番が訪れない可能性が非常に高い。
ユムティティの行き先にはいくつか候補があり、1つはラ・リーガに復帰したジローナだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の兄弟であるペレ・グアルディオラ氏が会長を務めており、ユムティティへの興味を口にしていた。
左利きのセンターバックということで希少価値は高いだけに、欲しがるクラブはある。自身が育ったリヨンもそのうちの1つ。また、セリエAのクラブに行くことも可能性として浮上。いずれにしても、今夏バルセロナを後にする可能性は非常に高まっている。