食費の値上げが続いています。その理由は前回にも書きましたが、原材料費の高騰、資源エネルギー価格の高騰、円安などさまざまです。その中でも加工度合いが高いものほど値上がり傾向にあります。そして食費を節約するには自炊をすることがコツです。手間を省いたり、ちょっと手間をかけて食費を浮かせるコツなどを紹介します。

「食品の値上げ」どうする?

米飯と旬の食材をメインにする

お米は価格が安定した主食ですので、米飯をメインにするとよいでしょう。そして旬の食材は、栄養価も高く、生産時のエネルギーもハウス加温栽培と比較するとほとんどかからないため、エコな食材ですので、これからの季節なら夏野菜を上手に取り入れた食事を楽しみましょう。

冷凍保存をする

安く大量に購入をしても、最後まで無駄なく食べきれなければ節約とは言えません。そこでおすすめなのが、小分け冷凍、下味冷凍といった冷凍保存をすることです。

野菜とお肉、調味液をジップ式の袋に入れて、冷凍保存をすれば解凍後に加熱するだけで1品作ることができます。

野菜とお肉、調味液をジップ式の袋に入れて冷凍保存

ブロッコリーは洗って小房に分けた後、下茹でせずにそのままジップ式の袋に入れて冷凍すると簡単に冷凍ブロッコリーになります。冷凍野菜も高騰してきていますから、野菜も上手に自宅で冷凍していきましょう。

冷凍ブロッコリー

お弁当のおかずとして便利な冷凍食品も値上げが続いています。画像のように総菜を手作りして、カップで小分けをして冷凍をすると、自作の冷凍食品を作ることができます。夕飯のおかずを作るときにちょっと多めに作って、小分け冷凍にすることで手間を省くことができます。

総菜を手作りしてカップで小分けにして冷凍

手作りできるものはする

ぬか床があれば、簡単にぬか漬けができ漬物を買う必要がなくなります。野菜の切れ端や葉っぱをぬか床に入れるだけで食べきることができます。ぬか床の水分対策として、お茶パックに、切り干し大根を乾燥したまま入れたものをぬか床に漬けると、ほどよくぬか床の水分を吸収してくれます。もちろん漬物として食べることができます。

ぬか漬け

ぬか床は乳酸菌が豊富なため整腸作用など健康効果も期待できるので、上手に取り入れたいものですね。

旬の野菜は家計の味方でもありますが、肥料価格が高騰しているため、今後の国内産の野菜価格に影響が出る恐れがあります。そのため、少しでも今後の野菜高騰に向けて、我が家では空いているプランターに種まきをしました。

野菜を育ててみる

100円ショップでも手軽に種を入手することができますので、簡単そうな野菜を選ぶといいでしょう。

ふるさと納税を活用する

ふるさと納税の返礼品を野菜にするのも一案です。画像の返礼品は、5000円の寄附でいただいたものです。返礼品の野菜の選び方としては、不作で値上がりしているものを選ぶのも一案です。現在では、玉ねぎとジャガイモが高くなっているので、それらの返礼品を探してみるのもいいですね。

ふるさと納税の返礼品を野菜に

食品は生活に直結するものだからこそ、上手にやりくりをしたいものですね。原材料を買って、上手に保存をして、残り野菜や冷蔵庫の残った食材でもう一品作って、最後まで無駄なく食べきるようにしましょう。そして、外食は特別なときにする。し好品は優先順位としては低いものですので、買うべきものを買ってから残った予算で買うようにしましょう。食費の値上げ時はメリハリを心掛けましょう。

丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら