森保一監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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6日のブラジル戦は0-1という僅差の敗戦だっただけに、善戦したという論調もあるようです。ですが、僕はそう思いません。

前回のコラムで書いたとおり、僕は6月の日本代表戦で勝敗を問題にしません。それよりも日本代表がワールドカップ向けに変化していくことが大切だと思っています。

僕はブラジル戦でもっと「積極性」がほしかったと思います。特に前半は重心が後ろにかかっていて、攻撃のとき前に人数をかけることが出来ませんでした。そのため前半のシュート数はわずかに1本です。

後半、鎌田大地、堂安律、三笘薫を投入して少し崩そうという流れが生まれましたが、問題はこの交代にもありました。それはなぜもっと早く投入しなかったかということ。日本はハーフタイムに鎌田を投入したものの、その次は67分の前田大然、堂安と三笘は72分からの投入でした。

ところがブラジルは63分、71分と日本の先手を打つように2人ずつ代えて主導権を渡さないようにしてきました。森保一監督にはもっと早くチームを活性化してほしかったと思います。

僕がこの試合の日本を象徴していると思ったのはタイムアップの場面でした。日本が横パスを4本つなげたところで試合終了。そのパス回しは勝っているチームがするプレーです。0-1で負けているあの場面では、どんどん縦にボールを入れてゴールを狙ってほしかったと思います。

これから日本代表は関西に場所を移して10日と14日にキリンカップの2試合を戦います。次はもっと積極的にゲームを作っていくことを期待します。

(撮影:岸本勉/PICSPORT)