中国の習近平国家主席。北京で(2019年12月2日撮影)。(c)Noel CELIS / POOL / AFP

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【AFP=時事】(更新)中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は25日、同国を訪問中のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)国連人権高等弁務官とオンライン形式で会談し、国内の人権状況について正当化した。中国中央テレビ(CCTV)が報じた。

 CCTVが読み上げた声明によると、習氏は「人権問題は政治化や手段として利用されるべきではなく、ダブルスタンダード(二重基準)で扱われるべきでもない」と指摘し、中国には国内の状況に合った人権発展の道筋があると主張した。

 さらに習氏は「他国に偉そうにする『教師』は必要ない」と強調した。米英高官が最近、バチェレ氏の訪問をめぐり懸念を示したことを念頭に置いているとみられる。

 一方、CCTVはバチェレ氏が「中国側との協力を強化したい」と述べたと報じている。

 バチェレ氏は6日間の日程で中国を訪問中。中国政府がウイグル人らイスラム系少数民族を100万人以上拘束しているとされる新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)も訪れる。欧米諸国は同自治区で「ジェノサイド(集団殺害)」が行われていると非難している。

【翻訳編集】AFPBB News

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