また、怒りが収まらない関係者はスペイン・メディアにも少なからずいるようだ。人気TV番組『El Chiringuito』に出演した『MARCA』などでも執筆するジャーナリストのホセ・フェリックス・ディアス氏が電波を通じて痛烈にエムバペを批判した。現地紙『MARCA』などが報じている。
【写真】リーグ・アンの優勝トロフィーとツーショット! どことなくスッキリした表情のエムバペをチェック「君はほんの10日前、(レアル・マドリーと)約束をしていた。彼らはあなたにシャツを送り、君は誕生日にそれを受け取った。それに、君は事実であると証明された報道を否定していた。エムバペ、君はスポーツマンじゃない。あなたは約束を守らない。明らかに男じゃない」
そして、23歳のストライカーの行動を”臆病者”と批判している。
「君はフロレンティーノ・ペレスだけではなく、何百万人の人を惑わせた。ほんの2週間前にも、10日前にも、君は『イエス』と言っていたんだ。それなのに、その後は君は臆病となり、いざとなったら電話もせず、メッセージを送っただけだった。自分の正体を現したな。君は約束を守らない男だ。偉大な選手にはなれるかもしれないが、決して偉大な男にはなれない。一人前とは認めない」
ちなみに、ぺレス会長はエムバペのテキストメッセージに対して「うまくいくことを祈るよ」と返信したとされる。だが、エムバペが来るものと期待していたラ・リーガ陣営やスペイン・メディアの怒りの火種はしばらく鎮火しそうにない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部