鎌田は先発フル出場、長谷部は58分からの途中出場で、欧州タイトル獲得に貢献。データサイト『Opta』によれば、後者はクリア1回、シュートブロック1回、インターセプト1回、タックル3回で、パス成功率は78%。そして、デュエル勝利率は100%(地上4/4、空中戦2/2)という記録を残している。
英メディア『Squawka』は採点で10点満点中「8点」を与え、寸評では「ベンチから登場し、レンジャーズのフォワード陣と見事に戦った。バックラインを統率し、年齢を感じさせない素晴らしいプレーを披露」と称賛している。
【動画】ローデが優勝カップを掲げる歓喜の瞬間! 長谷部、鎌田も喜び爆発 さらに、米スポーツチャンネル『ESPN』のサリム・マサオ・サイド記者は自身のSNSを通じて「マコト・ハセベはなんと38歳!」と感嘆。同メディアのマイケル・ザコドニー記者も「卓越したラファエル・ボレ、ケビン・トラップ、そして38歳の
長谷部誠。ワオ」と綴り、EL最年長優勝記録を達成した日本人プレーヤーを激賞した。
そして、世界中のフットボールファンも改めて驚いた様子だ。「ハセベ、38歳? 認識がバグる」「シンプルに長谷部はいい選手。素晴らしい」「
長谷部誠は2009年に25歳でドイツチャンピオンになり、13年後に38歳でフィールドに立ち、EL優勝した。絶対的な狂気だ」「物語の主人公であり、真の覇者」「フィールドプレーヤーで38歳までプレーするって何が起きた?」「38歳でこのレベルなの?彼は老いないのか?」「信じられない!」といった声がフランクフルトの公式SNSに寄せられている。
大ベテランが、圧巻のパフォーマンスで、まだ欧州の舞台で通用することを証明してみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部