今季のプレミアリーグもいよいよ残り2試合と佳境に入ったなか、リバプールと一騎打ちの優勝争いを演じる首位のシティ。15日の第37節で7位につけるウェストハムとのアウェイゲームに臨んだ。
3ポイント差で2位につけるリバプールにプレッシャーをかけていきたいところだったが、前半に2つのカウンターから2失点。後半に巻き返したが、2-2の83分にPK失敗もあって、ドローに終わった。
グアルディオラ監督はイギリス『BBC』で「非常に難しかった。彼らはセットプレーやトランジションに秀でたチームだったから」と苦戦を認めたが、内容と結果に一定の満足感を示している。
「全体を通しては本当に我々らしくプレーできたし、チャンスを作れてもいた。我慢しながら勝ち切りたかったが、引き分けでも(リーグ優勝の行方は)我々の手の中だ。我々のファミリーとともにタイトルを勝ち獲るために頑張るよ」
また、17日に今節の戦いを残すリバプールが負けた時点でも優勝決定のグアルディオラ監督だが、「リバプールに期待できない。彼らはほぼ完璧なチーム」と22日に予定する最終節決着を見込んだ。
「そもそも3試合、4試合、5試合を残して、我々がタイトルを獲れるとは思っていなかった。我々はともに並外れたシーズンを過ごしてきたんだ」
「他チームには目もくれず、目の前の試合に勝つことだけを考えてね。エティハド・スタジアムが満員になるのは間違いないし、応援してくれるだろう」
なお、最終節ではシティがホームでアストン・ビラと対戦。リバプールはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃つ。