「4月の中ごろ、お店のオープン前ですかね。イノッチがお母さまと一緒に、このご近所に挨拶回りに来てくださって。『今度、母が近くでカフェをやるので、よろしくお願いします。ひと言ご挨拶に伺いました』と、丁寧に頭を下げられました。オープン直後には、イノッチがお店に出て営業を手伝っていて、二度びっくりしました」(近隣住民)

 芸能人も暮らす高級住宅街。近くには大学もある瀟洒な一角に、元V6のイノッチこと井ノ原快彦(45)の母親が経営するカフェがオープンしたのは4月20日のことだ。

 井ノ原といえば、つとに知られるのが、そのイクメンぶり。2007年に結婚した女優の瀬戸朝香(45)とは、おしどり夫婦としても有名だ。

「木村拓哉さんは例外として、恋愛や結婚がマイナスになりがちだったジャニーズにあって、井ノ原さんは結婚後も仕事が増えるという成功例を作りました。一男一女にも恵まれて、井ノ原が『よきパパ、よき夫』のイメージで成功したから、事務所の後輩たちも結婚できたところはおおいにあると思います」(芸能評論家・三杉武氏)

 2010年からは、有働由美子(53)とともにNHKの情報番組『あさイチ』の初代キャスターを8年間務め、広い支持を得た。

 また、現在放送中の井ノ原が主演するドラマ『特捜9 season5』(テレビ朝日系)には、2006年の前シリーズのころから出演。2015年からは、愛川欽也の後任として『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の司会を務める。

「岡田准一さんと並んで、元V6のメンバーのなかでは稼ぎ頭です。今は家庭的なイクメンタレントが受ける時代なので、お子さんの学校行事やイベントにも積極的に参加する井ノ原さんは、時代にもマッチしていますよね」(同前)

 4月下旬の午前9時すぎ、本誌はふらりと母のカフェに立ち寄る井ノ原を目撃した。周囲を気にするそぶりはなく、地域にも自然体で溶け込んでいるようだ。

「長年勤めていた会社を辞められたお母さんに、井ノ原さんが『家でじっとしているより、“ボケ防止”で何かやったほうがいいよ』とすすめたのが、開店のきっかけだそう。とりあえず、3年間の期間限定でカフェを始めてみたそうです。とても明るく店を切り盛りされていますよ。

『息子のことは、恥ずかしいから黙ってるんです』と言っていましたが、それでも『たまに本人も来るんですよ』と、こっそり教えてくれました」(常連客)

 井ノ原がかつて出演した『オーラの泉』(テレビ朝日系)で、母親について「いつも笑ってる人」と話していたとおりのようだ。

 店内は、カウンターにテーブルが2つあるくらいのシンプルな内装。コーヒー1杯400円という価格設定は、高級住宅街の中にありながら、“学生街の喫茶店”という雰囲気だ。採算重視というよりも、母親に“生きがいを持ってもらいたい”という、イノッチの思いが伝わってくるではないか。

 これが、V6時代の最大ヒット曲『愛なんだ』を地でいく、イノッチの“家族愛”なんだ!