まず注目点は、本体の厚さ。同機は正面からの外見はそっくりな24インチiMacと比べて約50%も分厚く、このあたりの理由が注目されていました。実際に内部を確認して見ると、これはモニター内に収納された複雑な構造のマルチボード電源ボードのせいでした。外部に電源アダプタが必要なiMacと違って、こちらは電源を内蔵しているわけです。
iFixitは、Studio Displayに搭載できるぐらいスリムな電源を設計するために、おそらく相当なエンジニアリングの努力とコストを費やしただろうと推測しています。もっとも、内部電源からの放熱のために「巨大な」ファンも搭載せざるをえなかったようです。