ザ・ハリウッド・リポーターにヘレンはこう話している。
「お願いじゃなくて、懇願したわ!何かの行事に参加した時、彼がそこにいて、紹介してもらった。それで、図々しく、『あなたの映画に是非出たいわ。どうか出させてください』って言ったの。そしたらヴィンが、あの美しい深い声で『何ができるか考えてみますね』と言ってくれた。私にとって完璧な、素晴らしい脇役を見つけてくれたのよ。あんな大作映画の一つにそれまで出たことがなかった。あと、自惚れだろうけど、運転が大好きだったから、速い車を自分で運転をしてみたかったの」
その結果ヘレンは、2017年作の同シリーズ第8作目「
ワイルド・スピード ICE BREAK」でデッカードやオーウェンの母親マグダレーン役として初登場、その後、2019年のスピンオフ作品「
ワイルド・スピード/スーパーコンボ」、2021年作の第9作目「
ワイルド・スピード/ジェットブレイク」にも出演した。
そんなヘレンは昨年、ヴィンとの仕事について、「『
ワイルド・スピード』の出演時は、とても安全で、愛情に包まれていた。
ヴィン・ディーゼルと狭い空間に長時間一緒にいられたのは素晴らしかった。あらゆる時間が素敵だった」と語り、「それに、ぎゅうぎゅう詰めの中、本当に近くで、あの美しくて、柔らかで物静かな声を聞くのは素晴らしかった。彼の声がとても好き。最高の声の持ち主ね」とヴィンの声を絶賛していた。