アトレティコ・マドリードは今冬にイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがニューカッスルへ移籍。かねてから同クラブは右サイドバックを主戦場とするトリッピアーの後釜として、中盤から右サイドバックまで複数のポジションをこなすことができるヴァスの獲得を目論んでいると噂されていた。
『アス』によると、アトレティコ・マドリードはヴァスの移籍についてバレンシアとクラブ間合意に達した模様。移籍金は約300万ユーロ(約3億9000万円)近くになるとみられており、同選手と2024年6月30日まで契約を締結すると報道している。
また、バレンシアはヴァスの後釜獲得の見通しが立っている模様。同クラブとの現行契約が2022年6月30日に満了を迎えるヴァスの移籍を受け入れた理由の一つに挙げている。
現在32歳のヴァスはブレンビーIF(デンマーク)、ベンフィカ、セルタなどでプレーした経歴を持ち、2018年夏にバレンシアへ加入した。在籍4シーズンでラ・リーガ152試合に出場し14ゴール20アシストを記録すると、2018−19シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)優勝に貢献。今シーズンは公式戦21試合に出場している。