ある日突然、DMが届いて… 28歳女性を苦しめた「彼のエグすぎる裏切り行為」【後編】

写真拡大 (全3枚)

愛していればいるほど、相手に裏切られたときのショックは大きいはず。彩芽さん(仮名・28歳)は、交際していた会社経営者の恵一郎さん(仮名・32歳)の「親に決められた許嫁がいる」という話を聞いても、付き合い続けることに。当時の彩芽さんに、いったい何があったのか。今回は、そこに至るまでの経緯と結末を語ってもらいました。

彼の言うことを完全に信じてしまい…

「恵一郎さんに浮気のことを問い詰めた結果、彼は“親が決めた許嫁がいる”と言い出しました。でも、それは彼の会社の会長である父親が勝手に決めた相手であり、愛情はまったくないと。

ただ、会社の経営とも関係する話であり、相手のことを無碍にはできなかったそう。また、その話があまりにも具体的だったこともあり、私は完全に彼の話を信じてしまったんです。

そして彼は、“会社の経営に関わることだから、この話は誰にもしないで欲しい”と言いました。だから私は誰にも相談できず、ひとりで悩みを抱え込むしかありませんでした」

彼の名が「本名ではない」と言われ…

「それからも、彼と会うのは2〜3時間のみ。ほかの女性と会うのを黙認しつつ、1年ほど付き合い続けたころでした。彼が、“かたをつけてきた”と言ったんです。どうやら許嫁の女性と、縁を切ってきたとのこと。

そして、“もしかしたらその女性が接触しようとしてくるかもしれないが、君を守りたいから取り合わないで欲しい”と言われました。

すると本当に、どこからか私のSNSを特定したようで、ある日突然、その女性らしき人物からDMが送られてきました。そこには、“あなたは騙されている”“彼を信じないほうがいい”と。でも、当時の私は“ただの嫉妬”だと思い、取り合いませんでした。

そして、女性からの“電話で話したい”という連絡も無視。ただ、ひとつその女性が気になることを言ってきました。私が呼んでいる“恵一郎さん”という彼の名が、“本名ではない”と言うんです」

彼の話が嘘ばかりだと分かり…

「あるとき、彼がテーブルに置きっ放しにしていた財布を覗いてみました。免許証が入っていたので取り出して名前を見てみると、“恵一”とありました。“郎”がないんです。確かに、偽名といえば偽名でした。そこで初めて、彼を疑うようになりました。

不安をおぼえた私は、DMを送ってきた女性と電話で話をすることに。名前の件を伝えると、“彼がやりそうなことだ”と。

そして、彼に許嫁がいるというのは、まったくの嘘だと発覚。経営者であること以外は、すべてデタラメとのことでした。そして私以外にも何人か、同じように騙されている女性がいると…」

嘘を信じて一時期は人間不信に…

「ショックでしたが、それでも彼を信じたいという気持ちも残っていました。だから、電話をかけて彼に聞いてみることにしたんです。

その女性と話したことを告げると、今までにないほどに彼は怒り始めました。“こっちはお前のために忠告したんだ”と、いわゆる逆ギレというやつです。それは、彼が自分の嘘を認めたということでもありました。

私は彼を信じて付き合い続けましたが、すべてが嘘で塗り固められていたんです。彼のせいで、男性不信どころか、人間不信にまでなっていました…。

ただ、その後、彼の被害にあった女性たちが立ち上がり彼の会社に押し寄せたことで、彼の悪事が明るみになり、会長である父親に社長の座を追放されたとのこと。

そのときから3年が経過した今は傷も癒え、人を信じられるようになりましたが、彼のことはいまだに許せません」

“元カレにとんでもない裏切り行為をされた女性の告白”をご紹介しました。

彼を信じたいという気持ちが強かったために、彼の嘘に気づくことができなかったのでしょう。また、1年間、彩芽さんをだまし続けた彼の裏切り行為は、決して許されるものではありません。とはいえ、彼を恨み続けていても、幸せな未来はやってこないはず。これを糧として、次にいい恋愛ができるように徐々に進んでもらいたいですね。

©AsiaVision/gettyimages©Kiyoshi Hijiki/gettyimages

文・塚田牧夫