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macaroni
・四角い切り餅……好きな量・フライパン……大きめ、表面があまりツルツルしていないもの
上手に仕上げる一番のポイントは、使うフライパンの状態。あまり新品でツルツルしたものだと切り餅がすべりすぎてしまうため、できるだけ表面がざらついたようなちょっと劣化したものを使うと上手に仕上がります。
小さめのフライパンだと手が当たってやけどしてしまうおそれがあるので、なるべく大きめのものを使うことも大切。切り餅が短くなってしまったときやフライパンの熱気でもやけどをしがちなので、あらかじめ軍手をはめておくことをおすすめします。※この記事では作業の様子がわかりやすいように軍手を外しています
十分に熱したフライパンに、切り餅を当てます。縦長に持って押し付けるようにすると、餅がしだいに溶け始めます。
餅が溶けはじめたら、ゆっくりとスライドさせます。溶けるスピードに合わせるようにすべらせていきましょう。
しばらく動かしているうちに、くるんと巻いた状態のシルク餅ができてきます。端を菜箸で押さえながら餅を動かすと、まっすぐなシルク餅が仕上がります。
好みの長さになったら箸やトングなどを使って切り餅本体から切り離して、シルク餅のできあがりです。できたシルク餅は重ならないようにまな板や皿の上に並べておくと、水分が蒸発してパリっと仕上がります。
できたてのシルク餅はふわりと軽く、その名のとおり絹のように薄くてきめ細やかな質感です。食べてみると味は餅そのものですが、パリっとしたあとにすぐにふんわりやわらかくなる初めての食感に感激しますよ♪
シルク餅は餅なので、もちろんあんこや黒蜜との味わいの相性は抜群!それだけでなく質感がねっとりとしているので、薄くて軽やかなシルク餅の表面にちゃんと絡まるところもいいんです。あんこや黒蜜をちょんと少しだけのせたり、たっぷりのせたり、思い思いの食べ方で楽しんでみてくださいね。お好みできなこをふりかけてもOK。
シルク餅をオードブルやお酒のおつまみとして楽しむなら、オリーブオイル+塩がおすすめです。シルク餅を少しだけオリーブオイルに浸してから、塩をパラパラ。そうすると甘いアレンジとはまったく異なる、大人の味わいを楽しめますよ。オリーブオイルの種類を変えたり、いろいろなフレーバーの塩を使えば、さらに味わいのバリエーションが広がります。
コツやポイントさえ押さえておけば、案外簡単に作れるシルク餅。慣れてくれば、楽しい気分で次から次へとたくさんのシルク餅ができあがります。もうひとつ大切なポイントは、できるだけ作りたてを味わうこと。あらかじめあんこや黒蜜などを用意しておいて、熱々のところをいただきましょう♪※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります