中国・安徽省阜陽の病院の新生児室(2021年4月25日撮影、資料写真)。(c)AFP

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【AFP=時事】中国国家統計局(National Bureau of Statistics)が17日に公表した「統計年鑑」によると、2021年の同国の出生率は1000人当たり7.52で、1949年の建国以来、最低を記録した。

 専門家は、高齢化が予想を上回る速さで進み、経済成長を阻害する恐れがあると警鐘を鳴らしている。

 統計年鑑によれば、21年の出生数は1062万人。人口1000人当たりの出生率は、20年の8.52より低下し、78年に年鑑の発行が始まって以来、最低となった。

 出生数から死亡数を差し引いた人口自然増加率も、1000人当たり0.34と、20年の1.45から大幅に低下した。

 中国政府は16年、世界で最も厳しい家族計画規制の一つだった「一人っ子政策」を緩和し、夫婦に2人目の子どもをもうけることを認めたが、出生率の大幅上昇にはつながらなかった。昨年には制限をさらに緩和し、子どもの数を3人まで認めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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