常備薬を見直そう

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「頭が痛い」「のどが痛い」「急に寒気が…」こんなとき、薬を飲もう思ったら使用期限が切れていた…なんてことはありませんか? 常備薬はいざというときに使えないと困ります。この機会にぜひ見直してみてくださいね。

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教えてくれたのは▷竹中孝行さん

薬剤師。株式会社バンブーの代表取締役として薬局や介護、美容事業を運営。薬の指導や健康全般のアドバイスはもちろん、薬局や薬剤師のことを広く知ってもらうため、ウェブメディアやイベントなどで発信中。

■まずは常備薬の状態をチェック!

■▷使用期限切れは即処分!

市販薬によって使用期限が異なるため、半年に1回程度は中身の見直しをするのがベスト。「使用期限切れの薬は服用しないこと。期限内であっても開封ずみの薬は注意が必要です。目薬や軟こうなどは開封して時間がたつと雑菌が繁殖することもあるので処分」

■▷なくなった薬がないか確認!

薬を備えていても、いざというときに「あの薬がない!」となることも。「のみ切ってすぐに購入できればいいですが、うっかり忘れることもあるので、そういう意味でも定期的な見直しが大事。年末の大掃除の時期になど、自分のタイミングを決めて」

■▷処方薬は使い切りがベスト!

「定期的に処方してもらっている薬以外は、そのときの症状に合わせて処方しているもの。基本的にはのみ切ることが大事ですが、もしのみ残しがあるときは処分か、服用を迷ったときは薬剤師に相談を」。大人用に処方された薬を子どもに服用させるのもNG。

■常備薬保管の3つのポイント

■名前と使用期限、開封日を簡単にリスト化しよう

常備薬を見直しする際に、薬を1つずつ確認するのは手間がかるもの。

「中身と使用期限、開封日がぱっと見て分かるように、手書きでいいので簡単にリストを作っておきましょう。購入したら商品名と使用期限、開封したらその日付を書くだけ。開封後は瓶の中のビニールや、かさばる外箱などは捨ててもいいですが、説明書だけは薬やリストと一緒に保管すること」

■高温多湿を避けてリビングの子どもの手の届かないところに保管

「薬は、高温多湿になる場所で保管すると変質するおそれがあります。押し入れの奥やキッチンなどは避け、家族みんなが集まるリビングに置いておくといいでしょう。ただし、小さな子どもが誤ってのまないよう、手の届かないところに置くこと。特に注意書きがないかぎり、冷蔵庫に入れる必要もありません。リビングなら非常時もすぐ手に取れて、見直しもしやすくなります」

■非常時にサッと持ち出せるようボックスや小さめの引き出しにまとめておく

大きな引き出しに入れておくよりも、非常時に入れ物ごと持ち出せるようにしておくと◎。

「取っ手つきのボックスや、引き出しでも小さめのものなら持ち出しもラク。災害時は薬が欲しくても、すぐに処方してもらえないことも予想されます。常備薬のほかに定期的にのんでいる処方薬がある人は、3〜4日分だけ分けておき、持ち出せるようにしておくことが大切」

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ちょっとした不調はできれば家で対処したいものですね。いざというとき使用期限が切れていた…ということがないように、半年に1回を目安に常備薬をチェックする日を作りましょう!

イラスト/タカヒロコ 編集協力/鈴出智里

【レタスクラブ編集部】