「毛が欲しい」イケメン夫の“おねだり”にドン引き!もはや狂気…

 結婚後は、恋人時代には見えなかった相手の本性に驚かされることも多いもの。

 北原みゆきさん(仮名・32歳)はある日、夫が口にした言葉にドン引き。相手を見る目が変わってしまいました。

◆サーファー系の彼と結婚

 夫・洋輔さん(仮名)とは、友人の紹介で知り合いました。爽やかで健康的なサーファー系かつ整った顔立ちを見て、みゆきさんは一目惚れ。

「この出会いは逃しちゃだめだと思って友達に協力してもらいつつ、必死にアプローチしました」

 すると、洋輔さんもみゆきさんに好意を抱いていたらしく、後日、みゆきさんは告白を受けることに。

「自分みたいな平凡な女がこんなイケメンと付き合えたことが、めっちゃ嬉しかったです」

◆シャイな人柄に安心

 その一方で、心の中には「イケメンだからこそチャラいのでは……?」という不安がありました。しかし、付き合っていく中で洋輔さんの人柄を知り、その悩みは解決。

「私の前ではいつも冗談を言って笑わせてくれていましたが、実際は意外とシャイで交友関係も狭い人でした。LINEの友達も20人くらい。休日もすべて私のために時間を割いてくれました」

 ふたりは3年の交際期間を経て、結婚。純白のウエディングドレスに身を包んだとき、みゆきさんは幸福感でいっぱいに。

「結婚式の準備段階からすごく協力的だった彼を見て、この人となら支え合いながら生きていけると思いました」

◆結婚後に発覚した異常な執着心

 しかし、結婚後、みゆきさんは今まで知らなかった夫の一面を目にすることになります。ある休日、みゆきさんは「調べたいことがあるから、スマホを貸してほしい」と言われたため、洋輔さんに自分の携帯を渡しました。

 すると、洋輔さんは画面を見た途端、いきなり不機嫌に。

「なんでこんなに電池が減ってるの?家にいるだけなのに」

 そうみゆきさんに言い放ち、浮気を疑っているような視線を向けてきました。

 突然、身に覚えのない疑いをかけられたみゆきさんは困惑。どうしてそう思ったのかと問うと、洋輔さんは同僚の奥さんがマッチングアプリでセフレを募集していたことを聞き、不安になったと言うのです。

「私はそんなことしてないよと言っても、なぜか夫は疑心暗鬼になっていて、アプリのインストール履歴をその場で調べられました」

◆「また抜き打ちでチェックするから」

 その後、みゆきさんがマッチングアプリをひとつもインストールしていないことを知った洋輔さんから出た言葉は謝罪ではなく、「これからも絶対にしないでね。怪しいと思ったらスマホを抜き打ちでチェックするから」と、なぜか上から目線の要求でした。

 みゆきさんは夫が初めて見せた、自分への執着心にゾクリ。

「付き合っていた頃はまったく束縛などしない人だったので驚きました。でも、私がアプリをインストールすることはないので、いずれ安心してくれるだろうと思っていました」

◆夫からの衝撃的な「お願い」にドン引き…

 ところが、それ以降、洋輔さんは時折、みゆきさんの行動を制限するようになっていきました。例えば、美容院。

「担当してくれている美容師さんが男の人だと知ると、自分も同じ時間帯にお店へ行くと言い出して……。結局、女性の美容師さんに担当してもらうことで落ち着きました」

 また、膝丈よりも短いスカートを勝手に捨てられたこともありました。みゆきさんが怒ると、洋輔さんは「年甲斐もないし、こんな服を着ていく場所なんてもうないじゃん。それとも、こういうのを着て会いにいきたいヤツがいるの?」と、なぜか逆ギレ。ふたりの間にできた溝は、どんどん深くなっていきました。

 そんなある日、洋輔さんからまさかのお願いをされ、みゆきさんはドン引きしてしまいます。会社から帰宅し、お風呂に入った洋輔さんは入浴後、突然みゆきさんに「あそこの毛をちょうだい」と謎のおねだりをしだしたのです……。

◆謎のおねだりの理由に、さらにドン引き!

 さすがに気持ち悪く感じ、困惑していると洋輔さんは「女の人のあそこの毛を財布の中に入れておいたら、運気が良くなるんだって。僕、最近あんまりみゆきのこと幸せにできてないから、みゆきのを財布に入れて置いたらふたりとも運気が良くなるんじゃないかなって思った」と真顔で再度、おねだり。

 みゆきさんはこの出来事以来、夫が理解できないと思うようになりました。

「どこで得た情報が分からないけれど、発想が気持ち悪かったし、怖かった。私のことを想ってくれているのは分かるけれど、愛し方が違っている気がします」

 ひとりの人を大切に思うことは素敵なこと。しかし、愛の方向性を間違うと、それは狂気になってしまいます。

 自分はちゃんと恋人や配偶者に「怖がらせない愛」を与えているだろうか――。みゆきさんの体験談を目にすると、そう自分に問いかけたくもなります。

<取材・文/古川諭香>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291