立ち上がりから主導権を握ったのは、前節にリバプールに大敗し、9試合ぶりの黒星を喫した
アーセナルだ。20分にはゴール前の好位置でFKを獲得し、ウーデゴーが左足で狙いすましたシュート。これがGKドゥブラフカの好守に阻まれると、二次攻撃から最後は冨安がボレーでシュートを放つが、相手のブロックに遭う。
日本代表DFは続けて31分にも右サイドからカットインし、思い切りよく左足を振り抜くも、ゴール右に外れる。
なおも押し込むホームチームは、41分に決定機が到来。スミス・ロウのヘディングシュートをドゥブラフカが弾いたところに、オーバメヤンがゴール至近距離で反応し、フリーでシュートを放つが、まさかのポストに当ててしまう。
スコアレスで折り返し、迎えた56分に
アーセナルがついに均衡を破る。タバレスのスルーパスにペナルティエリア左で反応したサカが、左足で冷静に流し込んだ。
この先制点で勢いに乗ったガナーズはさらに66分、冨安の浮き球のパスを途中出場のマルチネッリが絶妙なダイレクトボレーで叩き込み、リードを2点に広げる。冨安はこれがプレミアリーグ初アシストとなった。
その後も攻撃の手を緩めない
アーセナルは、惜しい場面を数回作るが、スコアは動かず。2-0でニューカッスルを危なげなく下し、リーグ戦7勝目を挙げた。なお、冨安は9試合連続でフル出場を果たしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】冨安の浮き球のパスをマルチネッリが絶妙なダイレクトボレー!日本代表DFの初アシストをチェック