0おすすめ012_行事_善哉あん

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人生の節目節目には金銭や物品を頂いたり、お返しをしたり何かと気を遣うのではないでしょうか。もし頂いたお祝いの品やお祝い金が想定よりもイマイチだったり、逆にお祝いをしたのにお返しがなかったりしたら? なんとも言えない気持ちになりそうです。

『お祝いの品、頂きものでモヤモヤしたことがある? 金額、品物……なんでも。私は、こちらはお祝いしたのに相手から頂いていないなど、結構ある。けれど、リアルでは吐き出せなくてモヤモヤ。みんなも良かったら吐き出して』

投稿者さんはお祝いの品を送ったのに、相手は「もらいっぱいなし」でお返しがなく、モヤモヤした経験があるようですね。普段は気にせず付き合っている相手ですが、お祝いの品やお返しで相手との関係性が透けてみえてガッカリしてしまうこともあるようです。他のママはどうでしょうか。

残念なお祝いの品をもらってなんだかモヤモヤ……

引き出物が趣味に合わない

『モヤるというか、あるキッチンウエアブランドの小さい入れ物を、引き出物で3回もらった。使い道なし』

『引き出物に新婦の好きなキャラクターの食器が入っていたこと。式&披露宴にも随所に使われたり、お色直しの空いた椅子にも巨大ぬいぐるみがいたり。好きでしているからいいんだけど、私は全然好きでもないから』

『結婚式の引出物はいらない。新郎新婦のウェディングドレスタキシードを着た似顔絵の大皿をもらってモヤモヤした』

残念な引き出物やお祝いの品にモヤモヤしたママから声が寄せられました。引き出物あるあるではないでしょうか。とくに多数ゲストがいる結婚式の引き出物では、自分の趣味に合わない品をもらう確率も高くなりそうですよね。「いらないものをもらうのならば、引き出物文化はなくてもいい」と考えるママもいるようです。

水引の結び方がマナー違反

『義姉からの結婚お祝いの水引は蝶結びで、出産お祝いは、結び切りだったこと』

水引は日本文化ならではの繊細な文化の一つではないでしょうか。ただこのコメントを見ると、ちゃんと水引の意味を理解していない人もいるようです。水引の「蝶結び」は何度も結び直せることから、将来何度あってもうれしい出来事、たとえば出産祝いや進学祝いなどに使います。一方、一度結ぶとほどけない「結び切り」は結婚お祝いで使われています。通常水引や熨斗などの包装は、購入するお店が気を遣ってくれるはずです。もしネットで購入したり、自分で包装をしたりする場合は注意したいところですね。

参考:冠婚葬祭贈答マナー|水引(みずひき)って何?「水引(みずひき)の種類」

お祝いの品が破損していた

『結婚のお祝いにペアのシャンパングラスをいただいたの。シャンパングラスだから、グラスを支える足の部分が細いじゃん。あの細い部分にヒビが入っていた。結婚のお祝いで頂いたペアものにヒビ……と思いながらも、贈った方には言いにくいし、でも包装紙などにも何の店名もないから、こういう場合はどうすればいいのかわからず、普通にお礼して、すぐに捨てるのも申し訳なくてしばらくとっておいて、なんか残念だったよ』

破損もよく聞く話ではないでしょうか。著者も知人から土鍋をもらったのですが、破損していたことがありました。後日相手から使い勝手を聞かれたものの、「破損していた」とは言えず困った経験があります。破損は相手のせいではないでしょうから、対応に困りますよね。ガラス製品や陶器などは、破損する可能性もあることを視野に入れて、贈るかどうか決める方が良さそうですね。

身内同士のトラブルでモヤモヤ

義親とのやりとりでモヤモヤ

『家を建てたときに義母から趣味でやっているばかでかい造花のフラワーアレンジメントをもらった。うちの雰囲気に合わないし、置き場所に困る上に枯れないから捨てられないしで正直迷惑だった』

『義親からの出産祝いも初めてのお誕生日も入園祝いもふるさと納税の返礼品だった。なんかついでっぽくてモヤモヤしてしまう』

『義母関係なら腐るほどある。うちの母からの内祝いを渡したら、その場でビリビリ開けて、「タオルはいらないわー。あんた持って帰りな」と渡されたり、密葬だから「香典はいらない」と言っているのに、無理矢理押し付けて「香典返しがショボい」とケチつけてきたり』

義親から残念な物品を贈られたり、また贈ったものにケチをつけられたりしたら、げんなりしてしまいそうですよね。知人とは違い、義親は一生の付き合い。関係性を見直しできない分、モヤモヤがつもりそうです。「親しき仲にも礼儀あり」といったことわざがありますが、近しい関係こそ、細部に配慮したやりとりを心がけたいところです。

義兄弟・義姉妹間でモヤモヤ

『旦那のお兄ちゃんはデキ婚だったので結婚・出産祝いに多めに8万円を包んだのにお礼は電話で「金ありがとう」だけ』

『お祝い関係だと義兄が結婚したときに「夫は10万、私からは5万はくれるよね?」だって。しかも、義母を使って伝えてきた』

『義姉とうちの子が同学年なんだけど、うちが先にお年玉5千円を渡したのに対し、義姉が金額確認後3千円渡して来たとき』

また寄せられた声で多かったのが、義理のきょうだいとのやりとりでした。血のつながらない義理のきょうだいとは、互いにお祝いの品やお金をやりとりする機会が多く、不平不満を抱くことも多いのかも。また義理のきょうだいとは内心「対等でありたい」と思っているのにもかかわらず、物品や金銭のやりとりで不等な扱いをされるとモヤモヤがつのるのかもしれませんよね。しかも旦那さんの家のことは口出ししにくいママも多いはず。変に口出しして図々しいと思われるのも癪なので、ストレスのはけ口がないのかもしれませんね。

こうした日頃の感謝や相手を幸せに思う気持ちを形に表す贈答文化ですが、贈る側も受け取る側も同じ価値観や常識がないとトラブルに発展しかねません。親しい関係ではなおさら配慮したいものですね。

後編へ続く。

文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ イラスト・善哉あん