このノッチの処理に関しては、興味あるユーザーや開発者の間でも疑問が渦巻いていた状態。先日は「ポインタがノッチを通り抜ける(通過中はノッチの後ろに隠れる)」「ポインタがノッチと当たり判定があり、通過できない」「ノッチを飛ばして反対側にジャンプする」「ポインタがノッチに触れると、その端をスムーズに移動する」という
4つの可能性を示すアニメーションまでが投稿されていた次第です。
その真実は新型
MacBook Proが26日に発売されてから確認するしかない、と思われていたなか、アップル所属のデザイナーであるLinda Dong氏がTwitterにて正解を述べてくれました。すなわちmacOSのマウスポインタはノッチの後ろを移動し、ユーザーの視界からは隠されるというわけです。
この挙動のおかげで、ノッチを「マウスポインタの隠し場所」にできる可能性が浮上しました。たとえばユーザーが動画を見ているときには邪魔になりがちなマウスポインタをノッチ内に置いておくなど、有効活用ができるかもしれません。
また米MacRumorsによれば、次期macOS Montereyでは他にもノッチが邪魔にならない対策も講じられているとのことです。1つにはアプリが全画面モードになると、ディスプレイ上部に自動的に黒いバーを追加されてノッチが隠れるそう。
しかし開発者側はノッチを含めた画面全体をフル活用もできるとのことで、ノッチの両横にアプリメニューの一部などが置ける可能性もありそうです。
Source:Linda Dong(Twitter)
via:MacRumors