床に描かれたNATOのロゴ。英ロンドンで(2019年12月3日撮影、資料写真)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP

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【AFP=時事】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は18日、ベルギー・ブリュッセルに置かれている北大西洋条約機構(NATO)の代表部と、首都モスクワのNATO事務所を閉鎖すると発表した。ロシア・NATO間の関係は悪化の一途をたどっている。

 この措置は、NATOがロシア代表部の要員8人をスパイと認定し追放したことを受けたもの。モスクワで記者会見したラブロフ氏は、「NATOのとった措置により、共同作業の基盤はもはやなくなった」と表明。武官を含め、ブリュッセルに置くNATO代表部の活動を11月1日ごろから停止すると説明した。

 2002年からモスクワのベルギー大使館に設置されていたNATOの連絡部と、01年からNATO・ロシア間の理解を深めるために設置された情報部も閉鎖される。緊急連絡はベルギー駐在のロシア大使を通じて受け付けるとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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