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macaroni
・甘くない梨……1個・カルピス(原液)……密閉袋に入れてまんべんなく浸る程度
梨の皮をむいて好きな形にカットします。あとでアレンジできるよう、いろいろな形にしておくのもおすすめです。
カルピスに漬ける前の梨を味見してみると、みずみずしさはあるものの甘味や酸味はそこそこ。少し味わいが薄くて、すごくおいしいとは言い難い感じです。いわゆる “ハズレ” のような梨で、今回の検証にはとても向いていると思います。
梨をジッパー付きの保存袋に入れ、分量のカルピスを注ぎます。できるだけ空気を抜きながら、袋を閉じます。
あとは冷蔵庫に入れるだけ!ひと晩置けば、カルピス漬け梨のできあがりです。
さて、カルピス漬け梨の味わいやいかに!?さっそくいただいてみると、少しシャキシャキ感は失われたものの、ほとよいみずみずしさを感じる食感。噛んでみるとじゅわーっとさわやかな甘みが広がって、想像以上においしいではないですか!とにかく、カルピスと梨との相性が抜群。中までカルピスの味わいがさりげなく染み込み、味わい深さや風味がアップしていますね。ちょっと味が足りないかな?と思っていた梨が、見事においしい梨に変身!いや、梨というより新しいフルーツ?
梨の水分が出たためか、漬け汁が増えました!味見をしてみると「梨カルピス」という味わいで、このままジュースとして飲み干してみたいくらいおいしいです。たしかに梨の実自体もおいしくなりますが、「この漬け汁を作るためにカルピス漬けを作ってもいいかもしれない」なんて思ってしまいました♪
「フルーツならなんでも、カルピスに漬けるとおいしくなるのか?」ということを確かめるべく、ほかのフルーツでも検証してみることに。使ったのは、柿、りんご、キウイフルーツ、みかんの4種類。いずれも少々古くなったり、逆にまだ熟れていなかったり、酸味や甘味が足りなかったりなどと、ちょっと残念なものばかりです。
りんご ◎甘みと酸味が薄かったりんごは、甘みと風味がさわやかなしっとり食感に変身。梨と同じくらいカルピスとの相性がいいですね。キウイ ◎あまり熟していなかったキウイは、酸味が抑えられて食べやす味わいに。漬ける前よりもずっとおいしく感じました。柿 ◎少し固かった柿は、プリプリの食感に変身。こちらもカルピスとの相性がよく、フルーツというよりスイーツのようです。みかん △甘みと酸味が激減。なんだかおいしくなくなったように感じてしまい、カルピス漬けにはあまり向いていないように思いました。
フルーツの風味が染み込んだカルピスの漬け汁を使って、ドリンクを作るのもおすすめです。小さめにカットしたカルピス漬けフルーツを入れて、漬け汁と炭酸水で割れば、すっきりとした味わいのフルーツカルピスが完成!甘みが足りなければ、カルピスの原液を足してもOK。ちなみにいろいろなフルーツで試した結果、筆者は梨が一番おいしいと思いました♪
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。