カカオの廃材から生まれた“チョコレート”ってどんな味? 新感覚スイーツ「ECOLATE」
チョコレートを作る原料となる「カカオ」。使われるのは実だけで、そのほかの枝や葉っぱ、殻の部分は捨てられてしまう悲しい運命にある。

そんなカカオの“廃材”を使った新しいスイーツが生まれた。その名も
「ECOLATE(エコレート)」
カカオの廃材から生まれたサステナブルなチョコレート
ライブドアニュースの看板犬「ドアふみ」が、世の中のさまざまなソーシャルグッドな活動を取材する「ドアふみの社会科見学」。今回は、ECOLATEの開発を手がけた株式会社LIFULL(ライフル)に突撃。

いったいどんな味がするの? なんで作ったの? 広報・PRの青木麻希さんに話を聞いた。

ぶっちゃけ味が気になる、廃材生まれのチョコレート

ここに新しいスイーツ「ECOLATE(エコレート)」があると聞いてきたぜ。“廃材”を使うってどういうこと?
ドアふみくん、こんにちは! ECOLATEはチョコレート作りの過程で捨てられてしまうカカオの枝や葉、殻を使った世界でも珍しいスイーツです。
これまではゴミになってたのか…。なんだかかわいそうだぜ。
だからこそ、おいしい商品に生まれ変わらせようとがんばりました。

私たちLIFULLは、食や住まいなどさまざまな分野で社会課題を解決する持続可能なビジネスを目指しています。

今回のECOLATEの開発は、地球上でまだ光が当てられていない素材にフォーカスすることで、環境に優しい新たな食材を見つけるプロジェクト「地球料理 -Earth Cuisine-」という取り組みでの挑戦でした。
それはいいことだぜ。でも、ぶっちゃけ味はどうなの?
ぜひ食べてみてください!

食べると違和感? あえて枝の味がする新感覚チョコレート

こんなチョコ食べたことないぜ! なかなか不思議な食感だな。“木の風味”がガツンときてうまいぜ!
実はその違和感、わざとなんです。カカオの枝や葉、殻の「素材感」をしっかり感じてもらえるような味に仕上げました。
どうしてそんなに「素材感」にこだわるんだ?
チョコレートは身近な存在ですが、その裏側には多くの問題があります。

カカオ農家の貧困や児童労働、さらには温暖化によるカカオの危機といったさまざまな課題解決の一歩になればと思ったのが開発のきっかけなんです。

枝や葉、殻といった素材の味を感じたときに、そういったチョコレートの厳しい現状を少しでも想起していただけたらと。それが「素材感」にこだわった理由です。

無茶振りに応えた若きシェフたち

こんな斬新なチョコレート、どんな人たちが作ったのか気になるぜ。
今回は、人気若手シェフ2名(江藤英樹シェフ、上妻正治シェフ)に開発をお願いしました。

「いつもチョコレートに使っている“カカオマス”と“ココアバター”は一切使わないでください」

「廃材を使って自由にやってください」と。
なかなかの無茶振りだぜ!
お2人とも最初は「マジか!」という感じだったみたいです(笑)。

でも、「捨てられる部分がおいしく食べられるのなら、素晴らしい!」とプロジェクトに共感し、挑戦していただきました。
さすがは一流シェフだぜ。どちらも「カカオの廃材」を使っているのに、見た目も味もぜんぜん違うから不思議だな。
同じお題なのに、それぞれまったく異なる商品が出てきました。

「ECOLATE CARRE(エコレート カレ)」は、あえて“素材感”を前面に出しています。
カカオ豆の殻、枝、葉から生まれた「ECOLATE CARRE」。江藤英樹シェフが開発。2,200円(税込)
もうひとつの「ECOLATE TABLETTE(エコレート タブレット)」の方は、よりなめらかで、チョコレートみが強いな。
カカオ豆の殻から生まれた「ECOLATE TABLETTE」。上妻正治シェフが開発。1,760円(税込)
こちらは、チョコレートとして食べたときに“違和感がないもの”というのがコンセプトです。
それぞれのシェフの挑戦に思いを馳せながら味わうってのも、オツな楽しみ方だよな。

そのチョコは、心で食べてもおいしいか?

販売開始から3ヶ月が経つけど、お客さんの反応はどう?
たくさんの反響をいただいています。いまは生産が追いつかないくらいで…。
そう聞いて、なんだか俺もうれしいぜ。青木さんたちの思いやECOLATEのおいしさがたくさんの人に届くといいな!
ありがとうございます。まずは「かわいい!」とか「なにこのチョコ? なんで枝?」と、まずは手に取っていただきたいですね。

友人や家族へのプレゼントにするのもオススメです。それがチョコレートを取り巻く社会課題を「知る」きっかけになればうれしいです。
確かにプレゼントによさそうだ。俺もさっそく編集部のみんなに買って帰るぜ。
もし食べていただいた際には、味のおいしさだけではなくて、気持ちの面での“心地よいおいしさ”みたいな感覚を持ってもらえたらなと。

チョコレートの背景にあるものだったり、チョコレートの未来だったりをちょっとだけ想像してみる。そんなことを感じながら食べていただけたらうれしいです。

チョコレート危機についてもっと知りたい人はレポート漫画で

「ドアふみの社会科見学」は、毎回漫画にもなるんだぜ。今回は「チョコレートに迫る危機」について描いてもらったんだ。合わせて読んでくれよな。
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今回の取材先:
株式会社LIFULL(ライフル)
社会の「課題」の中からヒントを見つけ、それを解決することによって持続可能なビジネスを行う“社会課題解決型企業”。ECOLATEは「地球料理 -Earth Cuisine-」というプロジェクトにより誕生。同プロジェクトはこれまでにも「間伐材」「放置竹林」をテーマにしたスイーツを開発している。商品の購入は公式サイトから。
取材・文/ドアふみ
撮影・ドアふみの手伝い/編集部
漫画/あね子
 

ECOLATE プレゼント

今回取材させていただいた「ECOLATE CARRE」と「ECOLATE TABLETTE」をセットにして抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
受付期間
2021年8月24日(火)19:00〜8月30日(月)19:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/8月31日(火)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから8月31日(火)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき9月3日(金)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
  • 複数回応募されても当選確率は上がりません。
  • 賞品発送先は日本国内のみです。
  • 応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
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