The Vergeは新型iPad Proを「夢のディスプレイ」と評しており、「新しい12.9インチのiPad Proにおいて重要な唯一の質問が、『あなたは素晴らしいディスプレイが欲しいですか?』というものです。新しいディスプレイはとても素晴らしいため、ハイエンドのテレビ以外で映画を見るにはベストの選択肢だと思います」と記し、新しいiPad Proのディスプレイを称賛しています。
The Vergeは、新型iPad Proが優れたベンチマークスコアを叩き出したM1チップを搭載し、さまざまなアップグレードを果たしていることを考慮しながらも、「素晴らしいM1チップでさえ、iPad Proとは何か、iPad Proで何ができるか、という話を根本的に変えることはありません。結局のところ、iPadはiPadです」と記し、チップや細かなアップデート以上に、美しいディスプレイに重きを置くか否かが購入の際には重要な要素となると指摘しています。
Six Colorsは「2021年のiPad Proは4つのMacに搭載されているのと同じM1チップを採用し、Thunderbolt 3や5Gへの対応により、2020年版の時よりもはるかに大きなアップデートが施されたといえます。実際、12.9インチモデルは見事なディスプレイのおかげで非常に画期的な端末に仕上がっています。それでも、2018年の時と同じ『これらのパワフルなスペックは一体何のためにあるのでしょうか?』という疑問が浮かんできます。iPad ProはiPadOSにより、その驚くべきハードウェアの可能性を十分に発揮できない端末となっているように感じます」と記し、こちらもハードウェアの進化にソフトウェアが追い付いていないと指摘。
Digital Trendsは12.9インチiPad Proの優れた点として、「信じられないほどのパフォーマンス」「美しいディスプレイ」「見事なデザイン」「センターフレーム機能」「USB 4/Thunderbolt 3ポート」の5つを挙げています。一方で、悪い点として「ほぼMacBookレベルの価格」「11インチモデルにはミニLEDディスプレイが搭載されていない点」の2つを挙げました。
Apple iPad Pro 12.9-inch (2021) Review: The Best Gets Better | Digital Trends