動画を制作したのは、2年に1度コンテンポラリーダンスフェスティバルを共催している駐ニューヨーク台北文化センターと米の民間非営利団体(NPO)、ジャパン・ソサエティー(JS)。コロナ禍でフェスが中止になったのを受け、昨年9月からオンライン・ワークショップを開催し、台湾からは、鄭皓、蘇威嘉、日本からは鯨井謙太郒、奥山ばらばが参加した。
毎月1回のワークショップではニューヨーク、台北、東京にいる4人がモニター越しに顔を合わせ、創作メソッドやテーマなどについて意見を交わしながら友好を深めた。同センターの張恵君主任は、未来の可能性を開くための種まきのようなもので、高い効率が求められる海外ツアーでは得られない深みのある文化交流になったと話している。
短編動画は米国東部時間21日午後8時に同センターの公式フェイスブックとJSの公式ウェブサイトで、オンラインディスカッションは同28日午後8時にJSの公式ウェブサイトで配信される。
(尹俊傑/編集:塚越西穂)