JFAの登録制度は現在、選手・指導者・審判・一部運営役員が年度ごとに登録する仕組み。改革本部では既存制度の課題を解決することに加えて、ファン・サポーターをはじめ現行の枠組みに当てはまらない人々を対象としたメンバーシップ制度の導入などを検討している。
中村氏はJFAを通じて「この度、『JFA 登録制度』の改革および新たなメンバーシップ制度を確立するための検討プロジェクトメンバーを務めさせていただくことになった中村憲剛です。新たなプロジェクトのメンバーの一員になることができ、とても光栄に思います。実際にサッカーをする息子、娘の父親として少年・少女サッカーのリアルな現場を見てきました。『登録制度』の改革に携わるにあたり、リアルな現場を見てきて自分なりに感じたこと、思ったことを微力ですが活かしていけたらと思っています。そして、より多くの子どもたちや学生、シニアの方にサッカーを楽しんでいただくために、プロジェクトメンバーのみなさんと共に考えていきたいと思います」とコメントしている。
なお、中村氏は今月、JFAのロールモデルコーチにも就任。U-17日本代表候補トレーニングキャンプに帯同し、指導者としての第一歩も踏み出している。