【何のパーツを再利用したの?推測するのも一興。アートなリサイクル作品】(写真23点)
たとえば、『ローマの休日』で使用されたベスパ”Faro Basso (low light)”へのオマージュとして創り出されたランプは、50年代のベスパから回収されたヘッドライトを用いたもの。
60年代のベスパのオリジナルのキャブレターは、80年代のベスパのショップアブソーバーと組み合わされて、アーティスティックかつ実用的なランプに。
彼の手にかかれば、フェラーリ348TSのタペットカバーはLEDのランプに変貌する。
50年代のフィアット・トラクターのヘッドライトからリサイクルされたランプ(作品全体はこの記事のメイン写真を参照)。
最新作は、ランボルギーニのパーツとアクリルを用いたデスクライトだ。
ローマの職人の巧みな技により、あわや廃品になろうかというパーツが再利用され一点物の作品が誕生する。ステファノ・ノタルジャコモのクリエイティブな作品は、権威ある英国のクラシックカー関連イベントで授与されるトロフィーとしても採用されている。
格式高い王立自動車クラブで2019年のHERO CUPの優勝者に授与されたトロフィーは、ドライバーの姿からインスパイアを得た作品。
同じく2019年のHERO CUPでベスト・ナビゲーターに与えられたトロフィーは、ナビゲーターが使用するいくつかのパーツを使用して創り出されている。製作過程の動画も併せてご覧いただくと、ステファノ・ノタルジャコモの世界観がお分かりいただけるに違いない。
STEFANO NOTARGIACOMO DESIGN
www.stefanonotargiacomo.it