問題発言があったのは3日に行われたセリエA第25節のサッスオーロ戦後のこと。ナポリは90分にインシーニェのPKで逆転に成功したのだが、その後の後半アディショナルタイムで逆にPKを与えてしまい、眼前で勝利を逃していた。
この結果に怒りを爆発させたインシーニェは、ピッチからの去り際に看板を蹴り付け、さらには不甲斐ない内容だったチームに対し「クソチーム」と暴言を吐いたと、イタリアメディアによって伝えられていた。
また、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とも衝突したと言われたインシーニェだが、その後、代理人のピサカーネ氏は「そのようなことはない」と迅速に否定。そして、クラブもこの発言におけるチームメイトとの摩擦はないと声明を発表した。
「様々なメディアによってニュースが広まりましたが、ロレンツォ・インシーニェとチームメイトとの間に摩擦がなかったことを確認します。サッスオーロ戦後の選手の怒りは、試合結果のみに向けられたものです」
2月以降のナポリは公式戦9試合で3勝しか挙げておらず、ガットゥーゾ監督もクビ寸前まで追い込まれたことも。この苦境に、インシーニェはキャプテンとして責任を感じ過ぎてしまったのかもしれない。
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