4-3-1-2

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6位:使用したのは1チーム

 サッカーには様々なフォーメーションが存在している。陣形によって様々な特徴があり、同じ並びでも10クラブあれば10通りの戦い方が存在する。今回は、2021シーズンJ1・J2開幕節で使用されたフォーメーションを分析。多く使用されているフォーメーションをランキング形式で紹介する。

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フォーメーション:4-3-1-2
クラブ数:1
使用クラブ:柏レイソル

 Jリーグ開幕戦で4-3-1-2を使用したのは柏レイソルのみだ。

 ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦した柏は左にクリスティアーノ、真ん中に江坂任、右に呉屋大翔、中盤はインサイドハーフに瀬川祐輔と椎橋慧也、アンカーに大谷秀和を配置。一見すると4-3-3だが、基本的に中央の江坂がトップ下の位置へ下がるので、4-3-1-2の形になっている。

 その柏は立ち上がりこそ良かったが、徐々にC大阪にサイドを中心とした攻撃を展開され押し込まれると、35分に上島拓巳が一発退場。その7分後に大久保嘉人にゴールを決められている。

 退場者を出した後は呉屋に代えてDF染谷悠太を入れ、クリスティアーノを1トップに据える4-4-1に変更した柏。一人少ない中懸命に戦ったが、終盤の85分に痛恨の追加失点を喫している。その後柏は1点も返すことなく、0-2で敗れることになった。

5位:緑色の2チームが使用

フォーメーション:3-1-4-2
クラブ数:2
使用クラブ:松本山雅FC、SC相模原

 Jリーグ開幕節で3-1-4-2を採用したのは、チームカラーを「緑」とする松本山雅FCとSC相模原の2チームである。

 J2初参戦を果たしたSC相模原は、者貴裁が新監督に就任した京都サンガF.C.と対戦している。守備時は5-3-1-1のような形でゴール前を固め、ボールを奪ったら前線の和田昌士と平松宗に素早く展開。また、ロングスローを主としたセットプレーでも先制点のチャンスを作り出そうとしていた。

 しかし、終盤にヨルディ・バイスと三沢直人にゴールを奪われ、0-2で敗戦することになった。

 レノファ山口と対戦した松本山雅FCも守備時は5バックで対応。果敢に背後を狙ってくる相手に対し、しっかりと最終ラインを整えながらゴール前に蓋をしていた。自分たちの持ち味である「堅守」を開幕から示せていたと言えるだろう。

 ただ、昨季からの課題である得点力不足を解消することはできず。スコアレスドローでのシーズンスタートとなっている。

4位:ミシャの代名詞

フォーメーション:3-4-2-1
クラブ数:3
使用クラブ:北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府、ジュビロ磐田

 4位は3-4-2-1となっている。第1節で同フォーメーションを使用したのは3チームだ。

 ミハイロ・ペトロビッチ監督率いる北海道コンサドーレ札幌は3-4-2-1が代名詞となっている。2月27日に行われた第1節、横浜FC戦では序盤から同フォーメーションを土台に繰り出すマンツーマンディフェンスで相手のビルドアップを封じ、高い位置で奪えばショートカウンター、低い位置で奪えば積極的にボールを動かして相手を困惑させていた。

 最終的に攻守で横浜FCを上回った札幌は、ホームで5-1と大勝。これ以上ないスタートを切っている。

 明治安田生命J2リーグではジュビロ磐田とヴァンフォーレ甲府の2チームが3-4-2-1を使用した。前者は支配率を高めながらFC琉球を押し込んでいたが、計24本のシュートが結果に繋がることなく0-1で敗戦。後者はピッチ幅を使った攻めでチャンスを作りながらも、ジェフユナイテッド千葉に勝ち切ることができなかった。

text by 編集部