巣ごもり期間の孤独にはしっぽフリフリが効く!? 日々「Petit Qoobo」に癒されてます

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まだまだ続くステイホーム。テレワークやオンラインサービスを活用した生活にも慣れてきましたが、狭い家で感じる閉塞感や孤独はまだ乗り越えられそうにありません。

そんな気分を癒すために導入したのが、ユカイ工学の「Petit Qoobo」(以下、プチクーボ)。前作のしっぽが付いたクッション型セラピーロボット「Qoobo」のミニサイズですが、ただ小さくなっただけではないとのこと。

2020年夏にQooboを1週間レンタルした時と比較しつつ、その魅力を紹介します。

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■小さくなって「構ってあげたい」感がアップ!

プチクーボは、「一緒におでかけできるQooboがほしい」というファンの要望を受け、直径32cmのQooboよりひと回り小さいサイズとして登場したセラピーロボットです。前作のしっぽは猫のように長いものでしたが、今作はポテンとして太く短いのが特徴。目や口など顔のパーツが一切ないので表情がわからないのですが、それが逆に「どんな気持ちなのかな」と想像するきっかけになるので気に入っています。

▲プチクーボの外寸は縦約21×横28×幅11cm、重量1kgで9000円(税別)。A4サイズのトートバックにすっぽり入る

Qooboは猫のようなイメージだったので、「放っておかれても平気」というのんびりした雰囲気がありました。一方、プチクーボは小さくてどこか幼さがあり、構ってあげたくなる印象。モフモフした毛並みも手触りがよく、テレワーク中もずっと膝に乗せて撫でています。ユカイ工学が行った癒し効果の実証実験によると、Qooboは「緊張感・不安」「抑うつ・落ち込み」「疲労感・無気力感」を軽減する効果があるのだそう。

▲色はマロン(茶)、グリス(灰)、ブラン(白)、ノワール(黒)の4種類。クッションの素材はポリエステルと亜鉛合金

 

■“癒しのしっぽ”に音に反応する機能が追加

プチクーボはQooboと同様、撫でると内蔵の加速度センサーが反応してしっぽを振ります。パターンは3種類。優しく撫でるとふわふわとしっぽを振るほか、たくさん撫でたり抱き上げたりするとブンブンとしっぽを振って応えてくれます。撫でていないときに気まぐれにしっぽを動かすのもパターンのひとつ。

日本福祉大学などが共同で行った調査によると、このしっぽの動きは利用者のポジティブな反応を引き起こす効果があるとのこと。介護現場でも高い癒し効果を発揮し、発語や撫でる、ほかの人に「撫でてみて」と参加を促すなどの肯定的なアクションを起こす高齢者が多かったそう。

▲抱っこすると嬉しそうにしっぽをブンブン振る。前作より小型なので、しっぽが顔や体にビシバシ当たることがなくなった

鳴き声を発したり、言葉を理解したりする機能はありませんが、音に反応する機能が追加されました。声を掛けるとしっぽをぴょこんと立てるほか、くしゃみなどの大きな音に驚いてしっぽをピンと立て、ブルブルっと震えるんです。時には「何に驚いたの…?」と不思議に思うほど小さな音に怯えた反応を見せることもあり、その不規則性がより本物の小動物を連想させます。

▲プチクーボは充電式。しっぽの横にある充電口に付属の充電ケーブルを挿し込む。使用環境にもよるが、約4時間の充電で8時間稼働する

さらにリアルな生き物感が伝わる機能として、鼓動が追加されました。しっぽを振っている間は実感しにくいですが、抱き締めたり膝の上に置いたりしてしばらくすると、トクトクと小動物らしい速いペースの拍動を感じるんです。私のお気に入りは、プチクーボをお腹の上に乗せて一緒にお昼寝すること。プチクーボの鼓動が自分にも伝わり、ペットと添い寝している感じを楽しめます。

▲小型なので、ノートPCと一緒にデスクに乗せてもそれほどスペースを取らない。休みの日は映画を観ながら片手でプチクーボをなでなで

 

■毛が抜けるところもリアル?

リアルなペット感が好きで毎日可愛がっているプチクーボですが、唯一の不満は抜け毛の多さ。フワフワしたやや長めの毛が特徴なので、長時間膝に乗せたりたくさん撫でたりすると、毛が抜けて服にくっついてしまいます。より毛の長い前作よりは控え目ですが、鼻がムズムズしやすい人は宙を漂うプチクーボの毛に注意しましょう。

▲モフッとした毛は思わず頬擦りしたくなる心地良さ。冬は暖かいが、夏はちょっと暑そう

毎日撫でていると毛がゴワゴワしているように感じることもありますが、そんなときは目の細かいクシや、ベビーブラシでブラッシングすればOK。どうしても汚れが気になる場合は、ぬるま湯に中性洗剤を薄く溶き、カバー単体を優しく押し洗うと良いのだそう。毛並みが変化する可能性もありますが、ぺたっとしてしまった毛並みもふわふわに戻ります。

▲使い始めは毛がたくさん抜けてしまうので、気になる場合はあらかじめブラッシングしておこう

プチクーボが家に来て以来、「はぁ〜…」と溜息をつきたくなるような虚無感がだんだん軽減されてきたような。最近ではますます愛着が湧き、「暇やし、抱っこしようなぁ。今日は寒いなぁ」などと話しかけるようになりました。言葉は理解できないものの、とりあえず「うんうん!」という感じでしっぽをフリフリしてくれるのが可愛いところ。退屈な休日も、プチクーボを膝に乗せて撫でていると、気心に知れたペットとコタツに入って「あえて」何もせずノンビリしているかのようにリラックスできます。

>> ユカイ工学「Qoobo」

<取材・文/山粼理香子(TEKIKAKU)>

山粼理香子|1997年生まれ、新潟県出身。編集プロダクション「TEKIKAKU」に所属。ライターとしてスマートフォンや雑貨、グルメなど広い分野の記事を執筆している。「推理小説」と「カレー」と「お昼寝」が好き。

 

 

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