からつ周年を制した池田浩二

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 「全日本王者決定戦・G1」(27日、からつ)

 絶好の展開を生かして、池田浩二(42)=愛知・81期・A1=が、6コースまくり差しで、昨年2月の東海地区選(蒲郡)以来となる12回目のG1優勝を飾った。今年は正月のとこなめ一般戦以来となる2回目、通算では77回目の優勝となった。2、3着には地元の山田康二、古賀繁輝が入った。

 まさに絶好の展開だった。6号艇の松井繁が進入で動いて、大外の6コースになった池田だったが、悲願の地元G1初V奪取に燃えていた5コース・古賀の豪快なまくりに乗って差し切り、鮮やかなVを飾った。

 「S特訓(9R後)から(古賀)繁輝が伸びていてダッシュに引くなら自分も引く。それがハマった。勝因は7対3で(自分より)繁輝の方でしょう」。果敢に攻めていった後輩をたたえたが、大外選択を即断した戦術眼と的確な旋回はさすがと言うほかない。SG9回優勝という実績と経験が生きた結果だった。

 昨年12月、若松で行われたプレミアムG1のBBCトーナメントの準決勝で痛恨のF。そのため、F休み前となる次節の東海地区選を終えると、今年の序盤はG1・G2戦を走れない。年末のグランプリ出場に向けて、賞金の高いG1、G2戦に出場できないのはかなりの痛手だ。それだけに「この優勝でチャラにできたかな。勝てて良かった」とにっこり笑ったが、「プラスにするには、もうひと踏ん張りしないと」。次の東海地区選でも狙うのは優勝だ。