新型コロナの感染拡大により開催を危ぶむ声が上がっている東京五輪をめぐり、米フロリダ州が代替開催に名乗りを上げたことについて、中国のネットユーザーからは否定的な声が相次いでいる。写真は米フロリダ州。

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新型コロナウイルスの感染拡大により開催を危ぶむ声が上がっている東京五輪をめぐり、米フロリダ州が同州への開催地変更を検討するよう国際オリンピック委員会(IOC)に求めたことが報じられた。中国のネットユーザーからは否定的な声が相次いで上がっている。

中国メディアの観察者網は26日、「フロリダ州が仕事を奪う?」と題する記事を掲載。ロイター通信の報道を基に、同州のパトロニス最高財務責任者が上記の要請を行ったことを伝えた。

また、同州が「日本人の7割が五輪開催に否定的との報道を見た。そこで、3日前にIOC会長に手紙を送り、われわれフロリダ州が五輪開催に興味を持っていると伝えた」「フロリダには多くのスタジアムや国際空港がある。加えて、われわれの宿泊施設は心のこもったサービスを提供できる。われわれは(五輪を)開催できる」などとしていることを伝えている。

一方で、観察者網は「フロリダ州では現在も新型コロナが蔓延している」と指摘。「現在、同州ではすでに2万5000人が新型コロナにより死亡している」とも伝え、同州での開催に否定的な見方を示した。

中国のネットユーザーも同様で、「誰が行く勇気があるんだ」「その自信、いったいどこから?」「フロリダは肝が据わってるな」「日本人も笑うだろう」「日本でも怖いのに、米国なんてその何倍も怖いわ」といった声のほか、「新型コロナからの回復スピードを競う競技をやるつもりか」「東京五輪はせいぜい無観客。米国でやるならそれに加えて無審判、無選手での開催になるだろう」といった皮肉めいたコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)