佐藤駿「ノーミスの演技を」誕生日の日下コーチにプレゼント 国体フィギュア

「愛知国体・フィギュアスケート少年男子」(27日、ガイシプラザ)
フィギュアスケートの少年男子ショートプログラム(SP)が行われ、19年ジュニアGPファイナル王者の佐藤駿(埼玉)は81・25点で2位発進した。首位は95・12点の鍵山優真(神奈川)。
佐藤は冒頭の3回転ルッツ、3回転フリップ−3回転トーループの連続ジャンプを着氷。最後のトリプルアクセル(3回転半)もきっちりと降り、演技をまとめた。
「1つの目標だった80点に届くことができてうれしかった」と佐藤。「滑る前に(日下コーチから)誕生日だからプレゼントとしていい演技をといわれたので、脳裏にそれが少しありながら演技していた。全然プレッシャーにはならなくて、逆にもう、誕生日だしノーミスの演技をして80点超えようと思っていた」と笑顔で振り返った。
フリーは28日。武器の4回転ルッツを投入予定で「インターハイでルッツを決めることができて自信もついた。この試合でも入れられるように頑張りたい」と意気込んだ。