オンラインで新十両会見を行った武将山(右)。左は師匠の藤島親方(日本相撲協会提供)

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 大相撲春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議が27日に行われ、新十両に昇進した武将山(25)=藤島=が東京・両国国技館で、オンライン形式により会見した。

 師匠の藤島親方(元大関武双山)と言えば、現役時代、一度も変化をせず「真っ向勝負」が代名詞。まな弟子はどんな関取になりたいか、と問われ、「前に出る相撲でしっかり真っ向勝負で頑張りたい。藤島親方のように真っ向勝負で、押し相撲で活躍できる力士になりたい」と、誓った。

 親方も「押し相撲を徹底すること。差したりしてしのいだ相撲も上にいけば通用しない。真っ向勝負で勝たないといけない。これからが勝負」と、ハッパをかけた。

 武将山は師匠と同じ茨城県水戸市出身。名門、埼玉栄高で3年時に主将を務めた。入門から7年かけ、念願の関取をつかんだ。

 同校後輩では大関貴景勝(常盤山)、幕内琴勝峰(佐渡ケ嶽)、十両王鵬(大嶽)ら後輩が先に出世。「悔しかったのはある。稽古して強くなって上がるしかない」と、バネにした。

 さらに部屋には弟弟子の鈴木(20)が幕下上位まで番付を上昇させたことも大きい。「負けたくなかった」と尻に火が付いた。

 同期入門で、高校時代はライバルでしのぎを削った鳥取城北の主将、貴健斗(常盤山)も同時に新十両昇進。「負けたくない、切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」と、力を込めた。