「コモリプロジェクト」は、怪獣をこよなく愛する作家・小森陽一氏が「僕が欲しいモノを造る」をコンセプトに展開する一大ガレージキット企画。本プロジェクトでは、モチーフの選定から原型師のディレクションまで、すべてを小森氏が監修。円谷プロの手により生み出された和製怪獣を、大迫力のスケールと精緻なディテールでフィギュア化していく。
人気怪獣ではなく、TVシリーズのある話数にしか登場しない怪獣をラインナップする点も、本プロジェクトの大きな特徴。第1弾に選んだのは、『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」に登場したネロンガだ。ネロンガは伊豆に出現した、電気を餌にする透明怪獣。
今回、原型を担当するのは、ガレージキットメーカー「Tʼs Facto」を主宰する山脇隆氏。山脇氏は、小森氏の要望を余すところなく具現化し、ネロンガを全長200mmのサイズで立体化。谷を思わせる深く鋭いモールドで全身を覆ったアレンジは圧巻だ。
「ネロンガ」は3つの形態で展開され、小森氏が運営するブランド「モデリングプラカ」からはレジンキット、「海洋堂」からはソフビキット(サイズ未定)が販売され、ケンエレファントは「レジン製塗装済み完成品」の販売を行う。
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