ヘタフェに劇的な変化をもたらしている久保とアレニャ(右)。 (C)Getty Images

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 ここまで劇的な変化が起きるとは、獲得を熱望した指揮官も思っていなかったかもしれない。ヘタフェに加入した久保建英とカルレス・アレニャだ。

 前半戦はビジャレアルとバルセロナでともに満足な出場機会を得られなかった2人のMFは、加入まもない11日のエルチェ戦(ラ・リーガ第18節)で、さっそく新天地デビュー。先発したアレニャが巧みにゲームを組み立てれば、途中出場の久保もいきなり2点に絡む活躍を見せ、3−1の勝利に貢献した。

 そして20日に開催された第19節のウエスカ戦(1−0)では、久保が4-2-3-1の右サイドハーフ、アレニャがトップ下でスタメン出場を果たす。前者が自慢のテクニックで攻撃にアクセントを加えると、後者は見事なスルーパスでマウロ・アランバリの決勝点をアシスト。ホームでの3か月ぶりの白星、そして今シーズン初の連勝をもたらした。

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 武闘派揃いだったチームに、攻撃面のクオリティをもたらしたレフティコンビを、現地紙『MARCA』は「ヘタフェを救う2人の創造者」としてフォーカスしている。

「久保は、アニメのようなボールタッチで、煌びやかするためにヘタフェにやってきた。アレニャはチームの未来に意味を与える、メトロノームが頭に埋め込まれている。この2人とともに、皆が少しずつ良くなっている。、間違いなく、彼らの加入は新鮮な空気の息吹だった」

 さらに、記事は「ホセ・ボルダラス監督は彼らを信頼し、チームの強みであることを知っている」とし、その証拠に、アレニャが177分間、久保が105分間に出場したこの2試合で、昨夏に加入した5人のレンタル選手のうち4人のプレータイムを早くも超えたと指摘している。

 まさに救世主となっている久保とアレニャ。今後もバルセロナ産デュオから目が離せない。構成●サッカーダイジェストWeb編集部