Appleが現地時間2021年1月19日、マスク着用時でもユーザーの顔面の熱分布をもとにした顔認証可能なFace IDの実現に繋がり得る特許を取得したことが明らかになりました。

ユーザーの顔面の熱分布をもとに認証か

Appleが米国特許商標庁(USPTO)で取得した特許は、「顔認証プロセスにおいて、塞いでいるものを検出する仕組み」というものです。
 

 
この特許では、顔認証しようとする際に、マスク、スマーフ、指、髪の毛、などで顔の一部が塞がれていても、ユーザーの顔面の特徴的な部分、「目」「鼻」「口」の熱分布をもとに顔面模式図を作成・認識します。
 

 
それと塞がれた領域とを比較して、一定以上の割合で登録ユーザーの顔面の模式図と合致する場合は、Face IDでのロック解除を行おうとするするものです。

Touch ID再搭載だけではなくFace IDも改良か

新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクを着用するのが常態化するなかで、iPhone13(仮称:2021年モデル)にはディスプレイ下埋込み型指紋認証センサー、Touch IDが再搭載されるとの噂が増えていますが、その場合でもFace IDは引き続き搭載される見通しです。
 
ただし、今回の特許をもとにした新型Face IDが搭載されれば、マスクを着用した状態でも顔面認証とロック解除が実現されるかもしれません。
 
Appleは日々、多数の特許を取得していますが、これらは研究にもとづくアイデアであることも多いため、特許を取得したからといって必ずしも実製品として実現するとは限りません。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
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