前節は同じ相手にアウェーで5-0と圧勝した
リバプールだったが、主力を温存した布陣が全くかみ合わず、いいところなく敗北。ユルゲン・クロップ監督は、試合後に改めて過密日程に対する怒りを露わにした。
だが、言い訳無用とばかりに試合内容を批判的したのが、元イングランド代表FWのマイケル・
オーウェンだ。
現地で中継を担当した『BT Sports』の解説を務めた
リバプールのレジェンドは、古巣を酷評した。
「これまでにも良くない試合はいくつか見たけれど、これは史上最低だと思う。本当に本当にお粗末なパフォーマンスで、
リバプールとして見たなかでは、最悪のものだった。監督の目論んだターンオーバーが完全に裏目に出た結果だ。
ただ、本当に心底嫌になる日だと思うけれど、常に前向きではあるべきだ。まだ(GS突破の)チャンスが消えたわけではないし、(リーグ戦のある)日曜日に負けるよりはだいぶマシだ」
同席していた元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドは「次のアヤックス戦が重要になる」と語った。
「クロップが今日のパフォーマンスを鵜呑みにすることはないだろうし、出場機会のないプレーヤーは多くを学ぶことができたはずだ。次のアヤックス戦では、悔やむことのないような戦いをしてもらいものだ」
第5節のアヤックス戦は、再びホームのアンフィールドで行なわれる。勝てばグループステージ突破が決まる一戦で、クロップ監督はどのような采配をみせだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部