「ハイスペな彼と交際中、実は別に“好きな人”が…」35歳癒し系美女の婚活事情とは
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このご時世、出会える機会が減ってしまった!と嘆く男女は多い。
そこで東京カレンダーでは、婚活男女を応援する神プロジェクトを始動した。
恋愛成就で有名な神社やパワースポットを参拝していくこの企画。
今回登場する婚活美女は…?
▶前回:「2回目のデートを断ってしまうのには理由があって…」婚活中・32歳バツイチ美女が抱く葛藤
名前:ヒカリさん(仮名)
年齢:35歳
職業:大手企業の事務
“好きな人”に出会えない…奥手な35歳美女の恋愛観
今回ご紹介するのは、某大手企業の事務として働くヒカリさん。
上品で物腰が柔らかく、女性らしい雰囲気を纏う彼女。いかにもモテそうな印象を持ったが、婚活するにあたり大きな悩みを抱えているのだそう。
―ヒカリさんが抱いている婚活の悩みは何ですか?
ヒカリさん:好きな人ができにくい、というのが私の悩みです。
今まで飲み会でたくさんの方と出会う機会があったものの、ほとんど交際に発展することがありませんでした。
原因は、私がお相手を信用できないこと。告白されてもいろんなことを疑ってしまうんです…。そのため、アプリなども怖くてまだ登録ができていません。
私自身、30代の後半にさしかかっているのに、まだ“運命の出会い”を信じてしまっていて。現実を見て、いろいろな出会いの場や手段を試してみなくてはという思いはありつつも、まだできていないのが現状です。
―男性を信用できなくなった理由は?身元を隠して飲み会に参加していた男性が多くて…。
ヒカリさん:飲み会をたくさんしている時期があって、たくさんの方と出会いました。でも、嘘をつく人、既婚者や彼女持ちの人など、いろいろ隠して飲み会に参加していた人も多くて。男性って信用できないな、と思うようになりました。
とくに何かあったというわけではないんですが…地方出身なので東京は刺激的で楽しい反面、いろいろな人がいて怖いなと。そこが東京の良さかもしれませんが(笑)
なので、そもそも男友達もそんなにいません。大学時代の友達はいても、新たに仲良くなるというのはあまりないです。
告白をされても、「嘘なのでは?」「仲間内で誰が落とせるか、とか考えているのかも…」といろいろ考えすぎちゃいます。
「好き」の感情が生まれにくく、交際に慎重なスタンスのヒカリさん。
一番直近での交際は1年半ほど前のことだという。
―直近でお付き合いした男性はどんな方でしたか?
ヒカリさん:彼とは飲み会で知り合って、去年の春頃に交際に発展しました。スペックの面での条件が良くて、こんな機会ないかもとその時は思って。好きという感情が追い付かないまま交際をスタートしました。
でも、彼とは数カ月で破局しました。とっても仕事が忙しい方でほとんど会っていませんでしたね。なにより、私自身がそんなに会いたいとも思っていなくて。
というのも、実は“好きな人”が当時別にいたんです…。
―その好きになった人はどんなところに惹かれましたか?また、交際に発展することはなかったんでしょうか?
ヒカリさん:明るくてユーモアがあって、エスコート上手なところが魅力的な人でした。なによりも、友達の紹介で知り合った方なので、信用があったというのは大きかったですね。
彼とは2年前に出会って、初めのころは私からアプローチをかけていました。でも色んな事情があって交際には至らなくて…。
ただ、その後もなんだかんだ友達として仲が良かったので、引きずってしまっていて。それ以来、自分から好きと思える人には出会えていないです。
今は彼には彼女ができて完全に吹っ切れたんですが、なかなか好きな人ができない私が好きと思えた人だったので、すごく貴重だったなと思います。
―はじめてお会いした男性のどんなところをチェックしますか?
ヒカリさん:一番は話が合うかどうかですね。会話のキャッチボールができないなと感じたら、その方はご縁がないかなと。
私は、どちらかというと話を聞いてほしいタイプ。自分が話したことに対して反応が薄かったり、自分のことばかり話している男性とは合わないんだと思います。
結婚するにあたり、家族や友人を大切にしているか、フィーリングが合うか、経済力があるかの3つが大事な条件と考えています。なので、交際にあたって、この要素もチェックしますね。
自分から好きになれる人との出会いと婚活成功を祈願
―今日はどんなことをお祈りしましたか?
ヒカリさん:結婚を考えられるような信頼できる男性と出会って、その恋が実り、結婚できますように!とお願いしました。
今年中に自分から好きになれる人を探したいなと思います。
―神企画に参加してみて、気持ちの変化などはありましたか?
ヒカリさん:私はもともと人を好きになりにくいタイプであるにも関わらず、好きな人ができても「どうせダメだろうな…」と思ってしまい、積極的にアプローチできない性格でした。
でも、神プロジェクトを通して同じく参加したメンバーの話を聞いたり、神社でパワーをもらったことで、積極的に行動することが大事だと改めて感じました。
今は、アクティブに行動してみようという前向きな気持ちです!コロナ禍でも出会いを掴むため、ヒカリさんが起こす今後のアクションは?
―具体的にこれからどんな行動に移していこうと思いますか?
ヒカリさん:人数の多い飲み会はコロナが怖くてまだ抵抗があるので、2対2くらいの少人数での飲み会を信頼できる友人に頼んでみようと思います。とにかく人脈を広げられるように、積極的に動いてみます。
アプリにはいままで抵抗がありましたが、アプリ婚したという話も友人からよく聞くようになってきたので、考えてみようと思います。
11月中にたくさんの人と会ってみて、できれば年内にパートナを見つけ、2021年には結婚するのが理想です!
恋に奥手な様子のヒカリさんだったが、前向きな姿勢が見えた瞬間があった。
それは増上寺でおみくじを引いた時のこと。ヒカリさんが、まさかの「凶」を引いてしまった瞬間だ。
その時、彼女は
「これから上向きになっていく証拠なので、気にしません!」と笑っていた。
前向きな姿勢さえあれば、どんな時代であれ素敵な人と出会える可能性がなくなることはない。
きっとヒカリさんなら、凶運を“強運”に変え、最高のパートナーと出会えることだろう。
東京カレンダーでは、今後も彼女の婚活動向を追っていく。
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今回私たちが訪れたのは、東京タワーの麓にある「蛇塚」というパワースポット。とくに金運・出世運にご利益があるとされる。
蛇塚は、芝公園のもみじ谷内に鎮座しており、お地蔵様が立ち並ぶ一角にある。
その歴史は意外にも浅く、誕生は昭和40年代。新宿の居酒屋を営む女将が、蛇が夢の中に現れるたびに店が繁盛したという不思議な体験をしたことから、感謝の意味で蛇塚を造り祀ったのがはじまりだという。
4体のお地蔵様が並ぶ一番左奥のお地蔵様の裏に、とぐろを巻いた蛇像が祀られている。
一見するとわかりづらい場所にある蛇塚だが、マスコミで紹介されて一大ブームとなり、知る人ぞ知る有名なスポットに。
不思議なパワーを持つ蛇塚に参拝して、ぜひ運気アップにつなげてみてはいかがだろうか。
▶前回:「2回目のデートを断ってしまうのには理由があって…」婚活中・32歳バツイチ美女が抱く葛藤-
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